「赤ちゃんが横抱きで泣いてしまう…」
「横抱きで寝かしつけができない…」
「横抱きでミルクやおっぱいが飲めない…」
こんな悩みを持つお母さんは多いですよね。赤ちゃんが横抱きを嫌がる理由は何でしょうか?
実は、赤ちゃんの月齢や発達段階によって、横抱きに対する反応が変わってくるのです。
私は、2人の子供のママとして育児に向き合ってきて、友人にも育児のアドバイスをしてきました。
この記事では、赤ちゃんが横抱きを嫌がる理由と対処法をご紹介します。
この記事を読めば、次のことがわかります。
- 新生児の横抱きで気をつけること
- 生後4ヵ月の赤ちゃんが横抱きを嫌がるのはなぜか
- 横抱きでミルクや寝かしつけをするときのポジション
この記事を読まなかったらどうなるでしょうか?
赤ちゃんが横抱きで泣いたり嫌がったりするたびに、お母さんはイライラしたり不安になったりします。
赤ちゃんとのスキンシップも楽しめません。
また、赤ちゃんに股関節脱臼やむせなどの危険性もあります。
この記事を読んだらどうなるでしょうか?
赤ちゃんが横抱きに対してどう感じているか理解できます。赤ちゃんが横抱きを嫌がらないようにする方法やコツも学べます。
赤ちゃんとのスキンシップも楽しくなります。そして、赤ちゃんもお母さんも笑顔になれます。
だから、ぜひこの記事を読んでみてくださいね!
横抱きを嫌がる子どもをなだめる方法とは?効果的な声かけやスキンシップのコツ
赤ちゃんが産まれて、一番最初の抱っこの仕方はみなさん横抱きではないでしょうか。
赤ちゃんを横向きにし、両腕で抱える横抱きは最もポピュラーな抱き方ですよね。
でも、この横抱きを赤ちゃんが嫌がる場合があります。
様々な原因が考えられますが、まずは抱っこの前に声かけをしましょう。
急に持ち上げられたら赤ちゃんもびっくりしてしまいますよね。
そして顔を見せて安心させてからゆっくりと抱き上げます。
スキンシップをしっかりとってから抱っこをすれば赤ちゃんも安心してくれるかもしれませんよ。
新生児の横抱きで気をつけること。嫌がる赤ちゃんにはどうすればいい?
新生児の赤ちゃんは首や腰が安定しないので横抱きをすることが多くなりますよね。
しかし、新生児を横抱きする場合、気をつけなければいけない点があるのをご存知でしょうか?
抱き方が悪いと股関節を脱臼してしまうかもしれないのです。
横抱きをするとき、脚を伸ばした状態で両足を揃えるようにかかえると、脱臼しやすい姿勢になってしまいます。
脚が曲がっていて、Мの形に開いているのが理想です。
赤ちゃんの大腿骨脱臼は痛みを伴わないため、泣いて訴えることはありません。
大腿骨脱臼をすると、片側の脚が開きにくい、大腿のしわが左右でずれるといった症状があります。
たまにチェックしてみてもよいかもしれません。
また、生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんのお腹の中の状態が一番安心できる環境てす。
横抱きを嫌がる場合はなるべくお腹の中にいたときと同じような状況を作って安心させてあげましょう。
生後4ヶ月の赤ちゃんが横抱きを嫌がるのはなぜ?発達段階と関係があるかも
生後4ヵ月頃から、横抱きを嫌がるようになってしまった、と言う人も多いのではないでしょうか?
生後4ヵ月になると、多くの赤ちゃんは首がすわってきます。また周囲の立体感や遠近感がわかるようになってくるのです。
そのため、横抱きで天井ばかりでは飽きてしまうのかも。
同じような景色ばかりではなく、身体を起こして周囲を見渡したいと思うのはこの時期の発達段階では当然の反応です。
無理に横抱きをせず、時には縦抱きなど抱き方を変えてみてもよいかもしれませんね。
横抱きでミルクをあげるときのポジションは?嫌がる赤ちゃんも安心できる方法を教えます
赤ちゃんにミルクやおっぱいをあげるのも、横抱きで行う人は多いですよね。
このとき、気をつけないと赤ちゃんがむせてしまうことがあります。
よく見かけるのは、赤ちゃんの身体がねじれた姿勢。特におっぱいをあげる場合、赤ちゃんの顔を横向きにしますよね。
顔は横向き、身体は上向きになっていて、ねじれてしまっていることが多いです。
赤ちゃんも飲みづらいので、ねじれが原因で嫌がっているのかもしれません。
赤ちゃんの身体全体を横向きにしてしっかり支えてあげましょう。
またクッションの高さが足りないと、お母さんが前かがみになるような姿勢で授乳を行うことになります。
それでは肩や首が凝ってしまって大変です。
授乳は1日に何度も行うことなので、なるべく姿勢はまっすぐ、楽な姿勢で行います。
お母さんがリラックスできていないと赤ちゃんも安心できませんよね。
寝かしつけに横抱きはNG?赤ちゃんが嫌がる理由と寝かしつけのコツ
横抱きで寝かしつけをしようとして、赤ちゃんに嫌がられていませんか?
横抱きは寝る姿勢と近いですし、横に寝る姿勢で寝かしつけようとする人も多いはず。
だけど仰け反って嫌がって全然寝てくれない!そんなときありますよね。
嫌がる理由と寝かしつけのコツをご紹介します。
まず、部屋が眠れる環境になっているか確認しましょう。
照明は暗くし、テレビなどは消します。
大人でも明るかったり、うるさい状況ではなかなか眠ることができませんよね。赤ちゃんも同じです。
また、横抱きで不安定な姿勢に落ち着かず眠れないことも。
赤ちゃんはお腹の中にいる間、ずっと丸くなって包まれて過ごしていました。
華奢なお母さんの横抱きは落ち着かないのかもしれません。
タオルで包んでから抱き上げたり、赤ちゃんの背中が丸くなるように意識して抱っこしてみましょう。
最後に、そもそも寝たくない場合があります。
眠くないのに横向きにされても、嫌がるのは当然です。横抱きでの寝かしつけを嫌がるときは以上のことに気をつけてみてくださいね。
まとめ:赤ちゃんが横抱きを嫌がるのは成長の証です!
横抱きは、子育てをするお母さんなら必ずする抱き方ですよね。
新生児うちは大腿骨脱臼に気をつけましょう。月齢が上がるに連れて横抱きを嫌がることもありますが、成長の証です。
寝かしつけのときは、まず環境を整えること。
ミルクをあげるときは、身体がねじれないように気をつけましょう。
赤ちゃんの特性を理解し、横抱きで赤ちゃんとスキンシップがとれるとよいですね!