離乳食の冬瓜の進め方とレシピ5選!冬瓜の旬はいつ?皮が固くて処理が大変?いつから食べられる?

離乳食
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離乳食が始まって、次はどの野菜をあげてみようかなとワクワクする反面、この野菜はどうやってあげたらいいんだろうなんて悩むこともありますよね。特に夏は様々な野菜をスーパーや八百屋さんで見かけることができますが、「冬の瓜」と書く冬瓜も見かけます。

実は冬瓜の旬はそう、夏。

冷暗所で保存すれば冬までもつことから冬瓜と名付けられています。柔らかく茹でてペーストにしてあげれば離乳食初期から食べることができます。

今回は離乳食の冬瓜の進め方やレシピをご紹介します。

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離乳食で冬瓜はいつから食べられる?

冬瓜は繊維が少なく、火を通すと柔らかくなるため離乳食初期(生後5・6か月)から食べることができます。ゴックン期には最適です。

厚く皮をむいた冬瓜の中心に近い部分を一口大にカットして、鍋に入れて水から茹でます。冬瓜が透明になって完全に火が通ったら鍋から出してミキサーなどですりつぶしてペースト状にしてあげましょう。

苦みや青臭さがなく、ほとんど味がないので、赤ちゃんも食べやすいと思います。

冬瓜をつかった離乳食レシピ5選

冬瓜リンゴ(離乳食初期以降)

時期に合わせてすりおろしたり角切りにしたりしたリンゴと冬瓜を和えて完成です。

リンゴのような甘いものと混ぜると、冬瓜の淡白な味も気にならず食べてくれます。

冬瓜のひき肉あんかけ(離乳食後期以降)

ひき肉を炒めます。そこに茹でてやわらかくして、食べやすい大きさに切った冬瓜を加えます。だし汁を入れて煮立たせた水溶きら片栗粉でとろみをつけて完成です。

冬瓜スティック(離乳食後期以降)

茹でて柔らかくした冬瓜をスティック状に切って完成です。手づかみ食べをしだした時期や食べ物をかむ練習に最適です。だし汁で茹でると少し風味がついて赤ちゃんが食べやすいかもしれません。

ダブル冬瓜コンソメスープ(離乳食中期から)

冬瓜をすりおろしてペースト状にしたものと、柔らかく茹で食べやすい大きさに切った冬瓜を用意します。そこに赤ちゃん用のコンソメスープを加えて完成です。お好みでニンジンや玉ねぎなどの人参を入れてもおいしいです。

角切りを入れなければ離乳食初期の赤ちゃんでも食べることができます。また完了期以降であれば塩分がカットされたウインナーなどを入れてもGOODです。

冬瓜のおかか和え(離乳食中期以降)

茹でて柔らかくした冬瓜を食べやすい大きさに切り、削りぶしをかけて完成です。味が淡白なので削り節が少量でも十分風味がつきます。

冬瓜の旬はいつ?

「冬の瓜」と書くことから、冬瓜の旬は冬と思っている人も少なくないのではないのでしょうか。

実は冬瓜の旬はトマトやきゅうりと同じ”夏”なんです。

夏に収穫して皮をむかずに冷暗所で保存すれば冬までもつことから冬瓜と名付けられています。冬瓜は平安時代から日本で食べられています。先人たちが発見した知恵のたまものですね。

冬瓜はカリウムが含まれており、代謝をよくしてむくみを解消する効果や高血圧防止の効果があります。95パーセントが水分のため、低カロリーでみずみずしく、夏にぴったりの野菜です。

冬瓜は皮が固くて処理が大変?

結論から言うと、冬瓜の皮はスイカと同じくらい硬いです。

皮をむくときはピーラーか包丁で剝きましょう。半分に切って種わたをとります。皮を薄くむくと荷崩れしにくいので、煮る調理をするときは薄くむきます。

しかし離乳食で赤ちゃんに与えるときは厚く皮をむき、種に近い中心の部分のほうが柔らかいので、中心部分を使います。

スーパーなどで買うときは、ずっしりして重く、全体に粉が吹いているものを選びましょう。すでに半分にカットされているものを買うときは、表面が白くてみずみずしいものを選びましょう。

長期保存できるのはあくまで丸いままのものなので、使いきれない場合は使いやすい大きさに切ってから冷凍しましょう。

冷凍したものを調理するときは、水分が多く出るため凍ったまま加熱しましょう。下茹でしてから冷凍すると、とろり食感が楽しめてGOODです。

冬瓜は大根やズッキーニと似ている?

大根と冬瓜の違い

茹でて火を通した姿は、両者とも透明で非常によく似ていますね。味にもほとんど違いはありませんが、大根は少し苦みが残るといったところでしょうか。

大根はアブラナ科で私たちが食べている白くて太い部分は根っこになります。葉っぱも食べることができますね。

一方、冬瓜は瓜というくらいですからウリ科です。大根は生のままおろして大根おろしにしたり、大根サラダとして食べたりと生のまま調理することも多いです。

ただ生のままだと苦みや辛味が強く残ります。大根も冬瓜と同じように皮をむいて火を通して柔らかくしてペーストにしてあげると、離乳食初期から赤ちゃんにあげることができます。大根の旬は冬で、夏は冬に比べて値段が高いので大根を使いたいときは旬で安価な冬瓜を使ってみるのもいいかもしれませんね。※冬瓜が大根より安いかは直接スーパーなどでご確認ください。

ズッキーニと冬瓜の違い

冬瓜ってスーパーであまり見ないし、似たようなものでズッキーニなんてどうかしらと思う方もいるかもしれませんね。

ズッキーニも冬瓜と同じウリ科の植物で、旬は夏です。見た目はキュウリに似ていますが、かぼちゃの仲間で、スポンジのような性質はナスに似ています。生で食べることはほとんどなく加熱調理されることが多いです。

冬瓜と同じように皮をむいて柔らかく茹でたものをすりつぶしてペースト状にしてあげれば離乳食初期から赤ちゃんにあげることができますが、あくがあるため、柔らかく茹でたものを小さく角切りにして、離乳食中期(生後7・8か月)から与えるのでもよいでしょう。

まとめ:冬瓜は離乳食初期(生後5・6か月)から食べることができます

味が淡白なので離乳食初期からデビューしやすい食材だと思います。みずみずしく、夏にぴったりの冬瓜、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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