鶏レバーの離乳食はいつから?下処理は大変?鶏レバーを使った離乳食の作り方と市販の粉末を使ったレシピ

離乳食
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赤ちゃんにとって鉄分やビタミンAの摂取はとても大切です。鉄分は赤血球の生成に必要で、ビタミンAは免疫力や視力の維持に関係しています。しかし、母乳やミルクだけでは不足しがちな栄養素でもあります。そこで、離乳食に鶏レバーを取り入れるという方法があります。鶏レバーは、鉄分やビタミンAを豊富に含む食材で、赤ちゃんの成長に役立ちます。

しかし、鶏レバーを離乳食に使うときにはいくつか注意点があります。まず、いつから始めるかという問題です。鶏レバーはアレルギーの原因になる可能性があるので、早すぎると危険です。一般的には、離乳食中期(7~8ヶ月)から少量ずつ試してみるのがおすすめです。また、下処理も重要です。鶏レバーは生菌や寄生虫が付いていることがあるので、しっかり洗ってから十分に加熱する必要があります。さらに、硬くならないように裏ごしするなどの工夫も必要です。

この記事では、鶏レバーを使った離乳食の作り方と市販の粉末を使ったレシピを紹介します。鶏レバーを上手に扱って、赤ちゃんに美味しく栄養豊富な離乳食を作ってあげましょう。

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鶏レバーが食べられる時期

鶏レバーは離乳食中期(生後7・8か月頃)から食べることができます。もちろん個人差がありますし、独特なにおいや食感があるため嫌がるお子様もいるので、お子様の様子を見ながら、最初は耳かき1さじから始めてみましょう。

鶏レバーの下処理の方法

スーパーに行くと精肉コーナーに鶏レバーとして売っています。光沢感がありドリップ(血)があまり出ていない新鮮なものを選びましょう。鮮度が落ちると臭みが出やすいので購入したらすぐに処理しましょう。

白い塊のようなものや、目立つ血管を包丁で切り落としたら、ボウルに入れて水で洗います。

濁りがある程度なくなるまで、4,5回繰り返します。さらに臭みを消したい方は牛乳に15分ほど漬けておきます。15分ほど置いたら水洗いしてキッチンペーパーなどで水気を取ります。

水気が残っていると臭みが残りやすいので、しっかり水気を取るようにしましょう。これで下処理は完了です。

鶏レバーペーストの作り方

下処理をした鶏レバーを、沸騰したたっぷりのお湯でしっかり火が通るまで茹でます。生では食中毒の危険があるためハサミや包丁で半分に切ってみて中をしっかり確認しましょう。

火を通したレバーをミキサーなどで細かくしたペースト状にしたら完成です。

柔らかく茹でた玉ねぎと一緒にまぜてもGOODです。

1回分(小さじ1)ずつ分けて冷凍しておくと使うときに便利です。冷凍庫で約1週間保存可能。解凍するときは水分が飛びやすいので必ずラップをしましょう。

鶏レバーを使った離乳食のレシピ

鶏レバーは、赤ちゃんにとって貴重な鉄分やビタミンAの源です。しかし、生や焼きすぎると硬くなってしまうので、離乳食に使うときは注意が必要です。ここでは、鶏レバーを使った離乳食のレシピを紹介します。

鶏レバー粥

鶏レバーペーストをおかゆの上にトッピングするだけです。とっても簡単に鉄分を摂ることができます。

納豆レバー

納豆に鶏レバーペーストを混ぜるだけで完成。納豆のにおいが鶏レバーの臭みを消してくれるので、臭いが苦手な赤ちゃんも食べやすいです。

お好みで小松菜やほうれん草などの野菜を加えてもOKです。

鶏レバーおやき(離乳食後期以降)

鶏レバーペースト、水切り豆腐、片栗粉を混ぜて丸く成形します。フライパンに油をひいて、両面を焼きます。焼き色がついたら出来上がりです。

手づかみ食べにも適した一品です。

レバーサンドイッチ(離乳食後期以降)

サンドイッチ用の食パンに鶏レバーペーストを塗って丸めてラップでくるみます。10分ほど冷蔵庫で休ませます。そうすることで鶏レバーペーストがパンに馴染みます。

10分経ったら冷蔵庫から取り出して、輪切りにして完成。

レバキャベあんかけ(離乳食完了期以降)

キャベツはざく切りして、予めレンジで加熱して火を通しておきます。

キャベツと、下処理をして火が通るまで茹でた鶏レバーを食べやすい大きさに切り、薄く油をひいたフライパンでさっと炒めます。

そこに水、コンソメ、水溶き片栗粉を入れてぐつぐつさせて完成。

あんかけにすることによってパサパサしがちな鶏レバーの食感がまぎれ、赤ちゃんが食べやすいです。

粉末タイプの鶏レバーを利用したレシピ

料理が苦手、下処理が面倒な人は市販されている粉末タイプの鶏レバーを使用しましょう。好きな時に好きな分だけ使えるためとても便利です。

多くのものがチャック付きなので衛生面も心配いりません。メーカーによって差はありますが、1袋約40グラムで約15グラムの鉄分が入っているため、不足しがちな鉄分を手軽に補うことができます。

しかし赤ちゃんにそのまま粉を食べさせるわけにいかないので、粉末タイプの鶏レバーを使ったレシピをご紹介します。

鶏レバーみそ汁

赤ちゃん用に作った薄味のお味噌汁に粉末の鶏レバーを小さじ4分の1振りかけて完成。お味噌汁の具に玉ねぎや大根などを入れれば栄養たっぷりです。

鶏レバーカレー(離乳食完了期以降)

赤ちゃん用に作った薄味のカレーに粉末鶏レバーを小さじ4分の1の振りかけて完成。もちろんお鍋に入れてぐつぐつ煮込んでも問題はありません。鶏レバーの独特な臭いが苦手なお子さんでもこれなら気付かずに食べてくれそうです。

鶏レバーバナナ

バナナにきな粉適量、粉末鶏レバーを小さじ4分の1かけて、完成です。きな粉と一緒にかけてタンパク質も一緒に補えるおやつにも向いてる一品です。

まとめ:鶏レバーは離乳食中期(生後7・8か月頃)から

鶏レバーは、赤ちゃんに必要な鉄分やビタミンAをたっぷり含む食材です。しかし、離乳食に使うときにはいつから始めるかや下処理の方法などに注意が必要です。

この記事では、鶏レバーを使った離乳食の作り方と市販の粉末を使ったレシピを紹介しました。どれも簡単で美味しいメニューなので、ぜひ試してみてください。

赤ちゃんの好みや体調に合わせて量や味付けを調整してくださいね。鶏レバーを離乳食に取り入れて、赤ちゃんの成長をサポートしましょう。

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