出産後は慌ただしい毎日が続いて大変ですよね。
近所に挨拶はしたほうがいいとは思うけど、なかなか挨拶のことを考える余裕がないという方も多いのではないでしょうか。
実は私も出産後は初めての育児に疲れてしまい、ほとんどパパに任せてしまいましたが、おかげで近所の方と良好な関係を築くことができました。
今回はそんな頼れるパパが教えてくれた、これだけ押さえておけば、出産後の近所への挨拶は簡単にクリアできるという方法をご紹介します。この記事を読んでいただければ次のことが分かります。
- 出産後に近所に挨拶をする理由
- 出産後に近所の人と仲良くなるコツ
- 挨拶する際のマナーと例文
- 出産後に近所の人に挨拶する際に渡す粗品
この記事を読んでいただければ、ご近所付き合いのストレスが軽減されるだけではなく、近所の方が子育てを助けてくれる、そんなメリットも期待できます。
まずは、どうして出産後の挨拶が必要なのかから見ていきましょう。
出産後に近所に挨拶をすることは必要?その理由とは
出産後、近所の方への挨拶はどうして必要なのでしょうか。その理由をご紹介します。
生まれたばかりの赤ちゃんは昼も夜も関係なく、大きな声で泣くことがありますね。また子どもが大きくなってくると大きな足音や話し声を出すこともあります。これらの声や音を不快に感じ、トラブルになることがあります。
前もって「赤ちゃんが生まれましたので、これからご迷惑をおかけします」ということを伝えておくことで、近所の方には赤ちゃんがいる家庭だということを認識してもらい、トラブルを防ぐというねらいがあります。
私はアパートに住んでいますが、ご近所への挨拶を行うことでトラブルを防ぐことはもちろん、偶然にも年齢の近い子どもが隣に住んでいることが分かり、子どもについての情報をたくさん教えてもらうことができました。
出産後の挨拶は新しいコミュニケーションを生むきっかけにもなりますよ。
出産後に近所の人と仲良くなるコツは?挨拶する際のマナーと例文
では実際に近所の人に挨拶する場面を想定して、マナーと例文をご紹介します。
近所の人に出産の挨拶をするときのマナーと いつ行くべきか?
まず基本として直接お宅へ伺って、玄関先で挨拶しましょう。面識のない方のお宅に突然伺うのは躊躇してしまいますが、そういう方とこそコミュニケーションをとっておくことが大切になります。
また、挨拶に行くときは、平日の夕食後の時間など相手が忙しくないであろう時間を選びましょう。
せっかくなら赤ちゃんの顔を見せて挨拶したいものですが、まだ生まれたばかりの赤ちゃんを外に連れ出すのには抵抗があるというときは無理しないようにしましょう。
また、ママの体調が優れないときは、パパだけで挨拶に行くのでも全く問題ありません。
出産の挨拶では引っ越しの挨拶などと同様、1,000円程度の粗品・お菓子を持参することが一般的とされていますので、こちらもお忘れなく。
挨拶をする範囲は、アパートやマンションの場合、泣き声や生活音が聞こえる両隣と上下階の4部屋が基本です。戸建ての場合は、泣き声は聞こえないかもしれませんが、両隣のお宅に挨拶しておくと、子どもの安全面で何かと助けになってくれるかもしれません。
では実際に伺って、相手が不在だった場合はどうしましょう。何度も伺うのはお互いにとって負担になるかと思いますので、手紙と粗品をポストに入れておきましょう。後日、顔を合わせた際に簡単に挨拶をしておくと、さらにGoodです!
挨拶でなんて言う?手紙の例文は?
直接お宅に伺ったとき、また手紙にも使える例文をご紹介します。ここで絶対に忘れてはいけないのが自己紹介です。
子どものことを伝えようとし過ぎて、自己紹介を忘れがちなので、まずはどこに住んでいる何者なのか伝えることに注意しましょう。
ここで紹介してきたように出産後の挨拶に、しっかりと決まったマナーはありませんので、子どもや自分たちの体調、スケジュールに合わせて無理をしない範囲で行いましょう。
相手の方に「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」という気持ちが伝われば、相手の方も優しく理解してくれるはずです。
出産後に近所の人に挨拶する際に渡す粗品・お菓子で相手に好印象を与える方法
挨拶のマナーで1,000円程度の粗品・お菓子を持参するのが一般的と紹介しました。
これは、相手が遠慮するほど高くないもの、失礼にあたるほど安すぎないものということで、1,000円程度が目安になっております。
では、どのような物が相手に好印象を与えるかご紹介します。
【食品・お菓子】
食品は後に残らないので、粗品としてふさわしいでしょう。あまり好き嫌いが分かれないものを選ぶのが望ましいです。お米はほとんどの家庭で食べられるかと思いますし、可愛いギフトになっているものも販売されているのでおすすめです。
また、家族が多い家庭には地元のお菓子・銘菓やおせんべいなども喜ばれるかと思います。私の場合、近隣の家庭がどこも子どもがいる家族だったので、小分けのおせんべいが入ったものを選びました。
【日用品】
タオルやラップ、スポンジなどの日用品も粗品として定番です。これらのものはいくつあっても困らないので、相手にもあまり気を遣わせません。また、近所の人が不在にしている可能性が高いと思ったらポストに入れやすいタオルがおすすめです。これらの日用品にも必ず熨斗をつけてお渡ししましょう。
粗品の基本は相手に心理的負担を与えないことです。金額的に気を遣わせないこと、好き嫌いが少ないものを選ぶのは基本ですが、日用品でも香りで好みが分かれる入浴剤などは選ばないほうがいいでしょう。
粗品を選ぶ際は個性の発揮はほどほどに、いかに無難なものを選ぶのかが好印象を与えるカギになります。
賃貸物件での出産挨拶は必要?
賃貸物件での出産挨拶は必要ですか?この質問には、一概には答えられないと思います。しかし、私の経験や調べた情報から、出産挨拶をすることにはメリットがあると考えます。
まず、出産挨拶をすることで、近所の人とのコミュニケーションがとれます。赤ちゃんが生まれたことを知らせることで、近所の人はあなたの家族に興味を持ち、声をかけてくれたり、助けてくれたりするかもしれません。また、赤ちゃんの泣き声や生活音に対しても、理解や配慮を得られる可能性が高まります。
次に、出産挨拶をすることで、自分自身の気持ちが明るくなります。出産は大変なことですが、近所の人に祝福されると、嬉しくなったり、安心したりするでしょう。また、出産挨拶は自分から積極的に行うことで、自信ややる気が湧いてくるかもしれません。
出産挨拶の方法は、手紙やカードをポストに入れるだけでも十分です。もし可能なら、お菓子やタオルなどの粗品を添えるとより好印象です。
賃貸物件での出産挨拶は必要ですか?私は必要だと思います。近所の人との関係を良くすることも、自分自身の気分を上げることも、赤ちゃんの成長にとってプラスになるからです。
まとめ
この記事では、出産後の近所づきあいについて、挨拶の必要性やマナー、粗品選びなどをご紹介しました。
出産後の挨拶は、赤ちゃんの泣き声や生活音でトラブルを防ぐだけでなく、近所の方と仲良くなるきっかけにもなります。挨拶する際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 直接お宅へ伺って玄関先で挨拶する
- 平日の夕食後など相手が忙しくない時間を選ぶ
- 自己紹介と赤ちゃんのことを伝える
- 1,000円程度の食品や日用品を粗品として持参する
- 相手が不在だったら手紙と粗品をポストに入れておく
出産後の近所づきあいは、子育て中のママにとって大切なことです。しかし、忙しくて挨拶に行けないという方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、出産報告はがきです。
出産報告はがきは、赤ちゃんの写真や名前、誕生日などを入れて、近所の方に送ることができます。これなら、挨拶に行けなくても、赤ちゃんのことを伝えることができますし、相手も喜んでくれるでしょう。ぜひ試してみてくださいね。