「赤ちゃんのときから日焼け止めなんているの??」
そう考えていらっしゃるママは多いかもしれません。
それにお肌がデリケートな赤ちゃんに日焼け止めを使うのは、ちょっぴり心配というママもいるかもしれません。
- 本当に赤ちゃんに日焼け止めは必要?
- ママがお肌弱いし、赤ちゃんに使うのは心配、、、
- 日焼け止めはいつから使えるの?
- 日焼け止めを選ぶポイントは?
- 赤ちゃんの日焼け止めは結局どれがいいの?
そんな疑問を持つお母さんにおすすめの記事です!
赤ちゃんに日焼け止めは必要?
そもそも赤ちゃんに日焼け止めが必要かどうか?
これに関しては、「間違いなく必要!」と言えます。
なぜなら、私たち大人に比べて、赤ちゃんの肌はとても弱く、刺激を受けやすいからです。
そして紫外線は本当に少しづつですが、年々強くなってきています。
そのため、「赤ちゃんでも使えます!」という日焼け止めも続々増えてきています。
デリケート肌の赤ちゃんに日焼け止めを使うのは心配というママも多いかもしれません。
しかし、日焼け止めよりも、強い紫外線の方が、赤ちゃんの肌には深刻なダメージを与えてしまいます。
赤ちゃんが日焼けをした場合、大人の私たちよりもダメージは大きいです。ひどい場合には、火傷や水ぶくれになってしまうこともあるため、しっかりと対策をしてあげましょう!
赤ちゃんが日焼け止めを使えるのはいつから?
赤ちゃんの日焼け止めは、商品や使用されている成分、赤ちゃんのお肌の強さにもよりますが、生まれてすぐの新生児から使うことができるとされています。基本的には商品パッケージに書かれている月齢を参考にしましょう。
しかし、赤ちゃんにとって、日焼け止めはあくまで余分なものです。
使わないに越したことはありません。
特に赤ちゃんは月齢が低いほど、肌が弱いです。生後2ヶ月までは、長時間の外出は控え、日焼け止めも極力塗らずに済むようにしましょう。
紫外線が弱く、短時間(10~20分ほど)の外出は帽子やおくるみ、日傘などで十分です。
一方、紫外線が強い時間帯に長時間(20分以上)外出する場合は、照り返しも強くなるので、新生児でも日焼け止めを塗ってあげましょう。
また、赤ちゃんが自由に体を動かせるようになったり、帽子、おくるみなど日差しを遮る工夫ができない場合には、必ず日焼け止めを塗ることをおすすめします!
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶポイント
赤ちゃんの日焼け止めは、種類もどんどん増えてきています。
「何を基準に選べばいいの?」って思ってしまいますよね。
ここで、日焼け止めを選ぶポイントをしっかり紹介していきます。
ぜひ日焼け止めを選ぶ際、参考にしてください!
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶポイントは大きく分けて次の3つです。
- SPFが弱く、石鹸で落とせる
- 主成分が紫外線散乱剤のもの
- 合成界面活性剤使われていないもの
難しい言葉が並んでいますね。順番に詳しく見ていきましょう!
SPFが低く、石鹸で落とせる日焼け止めを選ぼう
SPFが高い日焼け止めは、UVカット効果も非常に優れています。
しかし、お肌への刺激が強く、普通の石鹸では落ちにくいというデメリットもあります。赤ちゃんに洗浄力の強いクレンジングはもちろん使うことができません。
石鹸で落とせる日焼け止めを選ぶようにしましょう。
主成分が紫外線散乱剤を使用しているもの
日焼け止めは大きく分けて、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2タイプがあります。
- 紫外線吸収剤:紫外線を一度肌で吸収し、化学的にエネルギー変換し、放出することで、紫外線が肌の内部に入るのを防ぐ
- 紫外線散乱剤:紫外線を散乱させて、跳ね返すことで紫外線を防ぐ
このように紫外線を防ぐ仕組みに違いがあります。
UVカット効果は紫外線吸収剤の方が良く、SPFの高い日焼け止めの多くは紫外線吸収剤を使用しています。しかし、皮膚上で化学変化を起こさせるので、肌への刺激が強く、大人でもアレルギーを起こす人もいます。
そのため、効果は紫外線吸収剤より落ちますが、赤ちゃんには低刺激な「紫外線散乱剤」を使用している日焼け止めを使ってあげましょう。
<合成界面活性剤の危険性>
日焼け止めを含む多くの化粧品は水と油をベースに作られています。でも普通は「水」と「油」は分離してしまいますよね?「界面活性剤」は水と油を乳化させるために使用されています。
そして、界面活性剤には「天然のもの(植物性)」と「合成のもの(石油性)」と2種類あります。
実際、危険であるのにも関わらず、安価なため、多くの化粧品に使用されているのは「合成界面活性剤」です。
人工的に作られた合成界面活性剤は3つの危険性を持っています。
- たんぱく質を破壊し、アトピーや肌荒れ、かぶれ、湿疹などの症状がでる可能性
- 浸透性が高く、有害物質から守る役割を持つ皮脂膜さえも通り過ぎて体内に侵入してしまう
- 残留性が高く、普通に洗っても肌に残りやすい
赤ちゃんにとっては、大人以上に肌へのダメージが大きいです。
さらに石鹸などで落としても、お肌に残ってしまいますので、植物性の界面活性剤を使用した日焼け止めを使うようにしましょう。
【日焼け止めによく使われる成分一覧】
日焼け止めによく使われる成分を紹介しています。実際に日焼け止めを購入する際は、再度ママの目で成分を確認し、納得して購入されることをおすすめします。
赤ちゃんに優しい成分
<紫外線散乱剤>
- 酸化亜鉛
- 酸化チタン
<天然界面活性剤(植物性)>
- ラウリン酸Na
- アシルグルタミン酸
- ショ糖脂肪酸エステル
含まれていたら避けるべき成分
<紫外線吸収剤>
- メトキシケイヒ酸オクチル
- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
- ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
- t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
- オクチルトリアゾン
- パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
<合成界面活性剤(石油性)>
- イソステアリン酸
- ジメチコン
- ポリクオタニウム
0歳から使える!おススメ日焼け止め
「成分とか見てても良くわからない!」「結局どれがいいの?」ってママはここで紹介している日焼け止めを試してみてください!口コミなどでも評判がよい&安全性が高く、新生児が使える日焼け止めを紹介しています。
アロベビーUV&アウトドアミスト
- 内容量:80㎖
- SPF15/PA++
- 紫外線吸収剤不使用/合成界面活性剤不使用
日焼け止め効果に加え、虫よけ効果もあるのが便利です。通常、オーガニック系の日焼け止めは、白浮きや、塗るときに伸びにくいなど使いづらいことも多いです。しかし、ミストなので使い勝手が良いと好評です。
新生児から顔にも使用できますが、直接スプレーするのではなく、ママの手に多めに吹き付けてから、顔に伸ばしてあげるのがおススメですよ!
お湯でも落ちると記載がありますが、つけすぎたり、ベタベタする場合は石鹸を使うとしっかりと落とすことができますよ!
レモングラスやローズマリーなどの天然アロマを使用しています。赤ちゃんも嫌がらない優しい香りです。
★成分:
水、BG、酸化チタン、含水シリカ、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、レモングラス油、ローズマリー精油
パックスベビーUVクリーム
- 内容量:30g
- SPF17/PA+
- 紫外線吸収剤不使用/合成界面活性剤不使用
生まれたばかりの赤ちゃんに使用しても大丈夫な安全性の高い成分ばかりを使用しています。マカデミアナッツ油やホホバ油を配合し、保湿性も高いので、乾燥肌の赤ちゃんにおすすめです。カミツレ葉エキスは、保湿効果に加え、抗炎症効果があります。刺激が少ないので、敏感肌やニキビ肌用の化粧品にもよく配合されています。
石鹸だけでしっかり落ちるのもポイントです。合成界面活性剤が含まれていないので、白浮きしたり、ベタつきや塗りにくいと感じる場合があります。少量を乳液などと混ぜて塗ると、白浮きせず、塗りやすいのでおすすめです!
★成分:
水、グリセリン、カリ石ケン素地、酸化チタン、スクワラン、マカデミアナッツ油、ホホバ油、シリカ、ローズマリー葉エキス、カミツレ葉エキス、トコフェロール、キサンタンガム、ヒノキチオール、エタノール
まとめ
年々増している紫外線の中で、赤ちゃんを守るには日焼け止めは必須になってきます。
使わないに越したことはありませんが、使う必要があるなら、
「赤ちゃんにとって安全なものを使いたい」
とママが思うのは当然です。
ぜひ、ママの目で成分をしっかりチェックして、それぞれの赤ちゃんにあった日焼け止めを見つけてあげましょう!
日焼け止めの紹介などは、かなり安全性の高い商品を紹介させていただいています。それでも肌に合わない赤ちゃんもいるかもしれません。
前もって、パッチテストは必ず行ってあげてください。
その後荒れたりした場合には早めにお医者さんに相談しましょう!