酢飯は材料に、酢や砂糖、塩など離乳中期以降から食べさせても大丈夫なものを使っています。ですので、酢飯が赤ちゃんの体に悪いということはありません。
このことから、酢飯は離乳食完了期(12~18ヶ月)から食べさせても大丈夫です。
ここではレシピや回転寿司に行く場合の注意点なども合わせて解説していきますね!
酢飯はいつから赤ちゃんにあげられる?
酢飯に使われている調味料は離乳食中期の7~8ヶ月頃から与えても大丈夫な調味料です。しかし一般的には1歳の誕生日を迎えた以降に食べさせることが多いです。
ただし、個人差があるように具体的にいつからなら「確実に大丈夫」と明言できないのも難しいところです。少しずつ様子を見ながら食べさせましょう。
なお、お祝いの席でよく出される「ちらし寿司」も味付けや具材に注意すれば同様に1歳から食べさせても大丈夫です。
子供も一緒にお祝いのご飯を楽しんでほしいきもちは分かりますが、次の注意点を守ってくださいね。
・初めての食材は病院が診療している時間帯に食べさせると安心。
・薄味で味付けをする。
・ご飯は水を多めにして柔らか目に仕上げる。
・市販は添加物が多いため、手作りが望ましい。
・海苔は詰まらせやすいので取り除く。
赤ちゃん向け離乳食の酢飯レシピ
酢飯は、離乳食から幼児食に移行する頃から食べさせることが一般的なのでそれまでは辛抱しましょう。
1歳向け酢飯レシピ
子供味なさっぱり酢飯の作り方を紹介します。
炊飯器で簡単に作れる上に、市販のような添加物も使わないので安心して食べさせることができます。
【材料】
米・・・2合
酢・・・大さじ2杯
砂糖・・・大さじ1杯
白だし・・・1杯
【作り方】
①:お米を洗って通常通り炊飯器2合の目盛まで水を入れる。
②:酢、砂糖、白だしを入れてスイッチオン。
③:完成。
酸っぱさ控えめバージョンも紹介します。
こちらはリンゴ酢を使っているのでさらにマイルドな味になります。
【材料】
米・・・2合
リンゴ酢・・・小さじ1杯
水・・・2合炊きの8分目まで
【作り方】
①:お米を洗って水を8分目まで入れたらリンゴ酢もそこへ入れます。
②:スイッチを入れます。
③:完成。
【ポイント】
これならシンプルで酢飯も簡単に作れますね。
そこに薄味で煮た野菜やボイルした海老や卵などを入れて手作りちらし寿司を作るのも良いでしょう。
1歳で酢飯の回転寿司で食べられるもの
生もの以外で火の通ったものなら食べられます。
・天ぷら巻き(油が含まれているので食べさせ過ぎには要注意です。)
・ゆで海老
・卵焼き
・アナゴ、鰻(柔らかく食べやすいですが、骨を確認してから食べさせましょう。)
・かっぱ巻き、納豆巻き(巻いてある海苔は外してから与えてください。)
・コーン
・ツナ
・カニカマ
このように回転すしでも食べられるものはたくさんあります。お子さんと一緒に回転すしを楽しめそうですね。
ただし、前にも述べたように海苔やわさび、骨などは十分注意を払った上で食べさせるようにしましょう。
小さく切ってあげるのもポイントです。
他に、回転寿司ではサイドメニューも充実しており、うどん、茶碗蒸し、ハンバーグなども食べさせることができます。
離乳食酢飯のアレンジレシピ:ツナと野菜のちらし寿司
大人と子供両方楽しめるレシピを紹介します。
2歳頃からは一緒に作っても楽しいですよ!
【材料】
・ごはん・・・400g
・茹でたむきえび・・・8尾
・ツナ大さじ・・・4杯
・人参・・・3mm程度の厚さで輪切り状のもの9枚
・茹でた枝豆・・・15個
・白いりごま・・・適量
・塩・・・少々
・サラダ油・・・小さじ1杯
・寿司酢・・・大さじ2杯
【作り方】
①:人参を柔らかく煮たら型抜きで抜く。(ポイントは型抜きを子供も一緒に楽しみながらやるのがおすすめです。)
残った人参は細かく切りましょう。
②:茹でたむき海老は厚みを半分にしてから3等分にする。
③:茹で枝豆はさやから出して、薄皮を取り除き、半分に切る。(さやから出すところも子供と一緒にできますよ。)
④:きゅうりは薄い半月切りにし、ポリ袋に入れて塩を加えて揉み、汁気を絞る。
⑤:卵は良くといて、サラダ油を使い、フライパンでいり卵を作る。(しっかり火を通しましょう。)
⑥:ごはんに寿司酢をまぜて冷ます。冷めたら切った人参やツナ、きゅうりを混ぜる。
⑦:器に盛り合わせ、型抜きした人参や、茹でむき海老、枝豆、いり卵、白いりゴマを乗せる。
【ポイント】
華やかで作るところから食事まで子供と一緒に楽しめるのも醍醐味です。
皆さんもぜひやってみてくださいね!
市販の酢飯は離乳食に使える?
市販の酢飯は子供用の味付けではない場合が多く、更にお米も固めに炊き上がっていたり、添加物など様々なデメリットもあります。
回転寿司に行く場合など除き、家庭で食べる場合は手作りの酢飯の方が安心して食べさせることができます。
まとめ:酢飯はいつから?完了期(12~18ヶ月)から赤ちゃんにあげよう
酢飯は1歳半頃から一般的には食べさせることが出来る、ということが分かりましたね。
ただ、アレルギーも含めて個人差もあることから少しずつ、そして無理は禁物です。
様子を見ながら食べさせて、ちらし寿司や回転寿司を家族で楽しめるお手伝いができたら嬉しいです。
酢飯はいつから赤ちゃんにあげられるの記事のQ&A3選
Q1. 酢飯は何歳から食べられますか?
A1. 酢飯に使われている調味料は離乳食中期の7~8ヶ月頃から与えても大丈夫ですが、一般的には1歳の誕生日を迎えた以降に食べさせることが多いです。
Q2. 回転寿司で子供が食べられるものは何ですか?
A2. 生もの以外で火の通ったものなら食べられます。例えば、天ぷらまき、ゆで海老、卵焼き、アナゴ、鰻、かっぱ巻き、納豆巻き、コーン、ツナ、カニカマなどです。ただし、海苔やわさび、骨などは十分注意を払った上で食べさせるようにしましょう。
Q3. 酢飯のアレンジレシピはありますか?
A3. はい、あります。ここではごはんに酢と砂糖と白だしを入れて炊いた酢飯に茹でたむきえびやツナや人参などを混ぜて盛り付けたレシピを紹介しています。子供と一緒に作っても楽しいですよ!