赤ちゃんの人見知りに悩んでいませんか?
- 「普段会わない人が部屋にいるだけで泣き出す」
- 「何度も会っている親戚に抱っこされても嫌がる」
- 「他人に話しかけられただけでギャン泣きする」
我が子が人見知りをすると心配ですよね。
私の場合も赤ちゃんのときに人見知りしたようです。
私の人見知りを克服させるために、母が私を「どこへ連れて行ってもギャーギャー泣いていて結局何も変わらなかった」と言っていました。
それでも私は普通に成長して今生活できているので安心してください。
赤ちゃんが他人に対して人見知りをするというのは、ママが好きすぎることの裏返しでもあるわけです。それだけ赤ちゃんとママの絆が強いともいえます。
でも、このまま人見知りが続いても
- 人見知りで泣いた夜はさらに夜泣きがひどくなる
- 赤ちゃんにストレスがかかる
- せっかく抱っこしてくれたジジババに申し訳ない
こんな感情を持ってしまいつらい思いをするのも事実。
心配が募ってママがイライラしてしまいますね。
見知らぬ人に声をかけられたときに赤ちゃんが大泣きしていまうんじゃないかと思い、外出するのも怖くなってしまいます。
こういったことに陥らないように「赤ちゃんの人見知り」について正しい知識を持っておくとママに心の準備ができて余裕が生まれますよ。
ということで、この記事では赤ちゃんの人見知りについて親はどうとらえればよいのか、人見知りしない子はいるのか、そして人見知りの克服方法までお届けします。
大丈夫!人見知りは成長の証
赤ちゃんから人見知りする子もいるし、幼児期になってから人見知りが始まったりする子もいます。
人見知りが激しいとママは大変で、どうしようと困ることも多いですが、人見知りは「性格の一部」なのです。
誰に何をされたわけでもなく、成長とともに出るもなのだから、まずは人見知りがあって普通のことなのだと理解しましょう。
うちの子は、人見知りが赤ちゃんの頃から激しくて泣いてばかりでした。
私も「何で?育て方や環境のせい?」と、原因や答えばかりを考えていましたが、成長の過程に必要なことだと理解してからは、気持ちがとても楽になりました。
悩んでいるママさん、大丈夫です!成長しているから当たり前のことです。
まずは気持ちを楽に構えましょう。
「人見知りが激しい」「人見知りしない」は、個性です
では逆に、人見知りしない子がいるのは何で?と、思いますよね。確かに私も人見知りしない子が、羨ましく思う時期がありました。
ですが、結論から言うと「人見知りしない子はいない」ということです。
人見知りしていないように見えて、実はしているのです。
子どもの表現の仕方によって、激しく見えたり、人見知りしていないように見えたりするので、それを大人が判断している差の違いだけです。
ニコニコしていて人見知りしてないように見えても、実は心の中ではしているかもしれません。これは大人でもありますよね。
表現の仕方の違いは持って生まれたものだから、まさしく個性なんです。
赤ちゃんや子どもの頃から持っている個性は、大切にしていきたいですね。
赤ちゃんには、上手くつきあっていこう
まだお話しできない赤ちゃんの場合は、無理に治そうとせず、まずは人見知りと上手くつきあう方法を探ってみましょう。
赤ちゃんの人見知りが始まるのは、ママ以外の人だと理解してきたことによる反応だといわれています。
なので、抱っこはママじゃないと泣いてしまう赤ちゃんには、無理にほかの人に抱っこしてもらわずに過ごすことが一番です。
慣れるために、色んな人に抱っこしてもらった方がいいのでは?と思うかもしれませんが、うちの場合は逆効果でした。
泣いている赤ちゃんを、どうこうするのはまだ難しいです。
慣れてもらうにしても段階が必要なので、まだ焦らなくて大丈夫です。
赤ちゃんの抱っこをしたいと、おじいちゃんやおばあちゃんに言われても、あまりに激しく泣くようなら、もう少し待ってもらうようにお願いしましょう。
パパの抱っこも泣いちゃうようなら、出来るだけ家事は簡単にして、簡単な家事はパパに任せたりしながら、ママは休めるときに休みましょう。
それでもどうしても抱っこしてもらわないといけない状況の時は、パパや祖父母に抱っこしてもらいましょう。
どれだけ泣いてしまうにしても、ママが限界まで抱っこをする必要はありません。
その日、その日をしのいでいく考えでいいと思います。
意思がでてきたら、段階をふんでチャレンジ
寝てることがメインだった赤ちゃんから成長し、意思を持った一歳・二歳代になったら、周りの人にも少しずつ慣れていくようにしたいなと思いますよね。
だとしても、人見知りが激しいお子さんを、いきなり小さい子どもがたくさんいる場所へ遊ばせようとしても、ビックリして泣いたり、じっとして動かなかったりする子がほとんどだと思います。
いきなりではなく段階をふんで、少しずつ少しずつ慣れていくことが重要です。
うちの場合は、ショッピングモールやスーパーなど「小さい子どももいるけど一緒に遊ぶことはない」場所から始めました。
ほかの子がいても、広い空間だと子どもも逃げる場所があるのか、安心するようになりました。
次に、公園で遊んだりご近所さんとお話ししたり、少しずつコミュニケーションをとれる環境にすることです。
顔馴染みのママ友には、子どもが怖がりで人見知りだと事前に伝えておくと、快く対応してもらえたり相談に乗ってもらうことも多いです。
あとはお子さんの様子をみながら、支援センターや園庭開放などの子どもがたくさんいて、行く頻度も少ない環境に少しずつチャレンジです。
無理して行くことはないですし、お住まいの環境や状況によって違うかと思いますが、お子さんに合わせて少しずつ進めてくださいね。
まとめ
人見知りをするということは親子の絆がそれだけ強いということです。
それでも、わが子の人見知りについて他人はギャーギャー言うかもしれません。
- 「あなたの育て方が悪いんだ」
- 「家に引きこもっているから赤ちゃんも人に慣れないんだ」
- 「せっかく抱いてあげたのに泣くなんて」
こんなことを言われたら心の中でこう叫びましょう。
「ほっといてくれ!!」
人見知りは母親の努力次第でどうにかなるものではありません。
あくまで子供の個性で人見知りをする子もいれば、しない子もいるといった程度の問題です。
他人の意見を真に受けて、人慣れさせようと毎日支援センターに行ったり保育園に通わせることは無駄な努力になってしまいます。
あなたのペースで子育てを楽しみましょう。
人見知りは治りませんが赤ちゃんを安心させることが一番です。
そのためにもママとパパができるだけ赤ちゃんのそばにいてあげて安心させてあげましょう。