離乳食は市販のみで大丈夫?時短レシピ!おすすめ市販だし!卵料理の進め方を紹介!離乳食におすすめの市販おやつ

離乳食
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『最初は頑張ってたけど、食べてくれないことが多くて、気づけばレトルトの離乳食ばかり』
『1歳で育休が明けて復帰するから、手作りだけじゃ大変』
『よく泣いて手がかかる子だから、離乳食を作る余裕がない』
『そもそも料理が苦手』

アンケートや口コミには、こんなママたちの声がたくさん寄せられています。

一生懸命子育てをして、家事もして、離乳食も毎日のことです。
いつも大忙しで慌ただしいですよね。いくら手があっても足りません。

ママたちは、それぞれの事情で市販の離乳食を活用してます。アレルギー持ち2児のママで看護師の筆者も、市販の離乳食を常備してました。

でも、栄養バランスは?添加物は?手作りしなかったら愛情不足じゃない?
なんだか色んなことが気になってしまうのも事実。
実際のところどうなのか、調べてみました。

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離乳食は市販のみで大丈夫?赤ちゃんの栄養と健康について考える

離乳食は市販のみで基本的には大丈夫です。

でも月齢が進んできて食べることで成長発達を促すことが重要な時期になると、それだけでは不十分になります。

市販の離乳食は便利ですよね。温めるだけで食べられますし、色々な種類が手軽に買えます。
それに栄養バランスや安全性も考えて作られています。

でも良いことだけではありません。既に完成している状態で売られているので、鉄分を多くしたいとかカルシウムをもっとあげたいとか、細かい調整はできません。

また離乳食の進め方を見ると、初期(5~6ヶ月)のゴックンから後期(9~11ヶ月)のカミカミへと時期が進むにつれ、食材が大きく固くなっていきますよね。

市販の離乳食でそこまでの調整は難しいですし、基本的に柔らかいので、噛む力や顎の成長にはつながらないのです。

柔らかすぎて、噛まずに丸のみする癖がついてしまうケースもあるようです。そして噛まないとだ液の分泌が少なくなり、虫歯のリスクが上がります。

以上から、ずっと市販の離乳食だけを使って離乳食を進めるのはおすすめしません。

そんな事言われても忙しくって余裕がない!というママたちの声が聞こえてきそうです。
でも大丈夫。全部じゃなきゃいいんです。

市販の離乳食で手間いらず!忙しいママのための時短レシピとおすすめ商品

筆者のおすすめは、市販品と手作りを混ぜるだけの【アレンジ離乳食】です。

市販の離乳食を素材として使い、大人の食事を作る途中で食材を取り分けたりして、月齢にあった固さと薄味の離乳食を作ります。

炭水化物・たんぱく質・野菜が揃うようにすると栄養バランスが整いますよ。

筆者は炊飯器で10倍粥を炊いて、フードプロセッサーにかけてから小分け冷凍していました。今はフレーク状の溶かすだけのお粥や、冷凍のお粥もありますね。

中期(7~8ヶ月)の7倍粥以降は普通に炊いたご飯とお湯を容器に入れてレンチンし、しばらく蒸らす方法が便利でした。

では、初期~完了期までの時期別に、簡単レシピを紹介します

初期(5~6ヶ月):10倍粥に市販の離乳食素材(野菜ペーストや白身魚の裏ごしなど)を混ぜるだけ。

中期(7~8ヶ月):味噌を溶く前の味噌汁から柔らかくなった具を取り分けて潰すか小さく切り、市販の離乳食で和えるだけ。
7倍粥を添えるか、混ぜておじやにするとご飯とおかずが揃います。

後期(9~11ヶ月):うどんを短く切ってだし汁で柔らかく煮込みます。
野菜とたんぱく質がとれる市販離乳食を混ぜたら、必要に応じて片栗粉でとろみをつけましょう。

完了期(12~18ヶ月):大人の食事を薄味で作り、取り分けます。
取り分けのコツは、赤ちゃんも食べられる食材で大人の食事を作ることです。

ポイントとしては「薄味」「脂っこくない」「使われている食材が多い」こと。
繊維が多い食材や、歯茎でつぶせない固い食材も向きません。煮物や汁物がやりやすいですね。

赤ちゃん分は水かだし汁を足してレンジでチンすると、さらに薄味に柔らかくできます。大人分は薄ければ食べる時に調味料を足しましょう。

お弁当タイプや瓶やレトルトのベビーフード、溶かすだけで使える野菜フレーク、小分け冷凍の野菜ペーストなど、便利な商品がたくさん市販されています。

それだけを食べ続けるのではなく、素材の一つとして上手に活用していきたいですね。

卵はいつから、どうやって離乳食に入れる?市販の卵料理は食べていいの?

一般的な離乳食の進め方では、卵黄が離乳食初期の5~6か月頃からです。アレルギーを起こす可能性があるので、離乳食の進め方をよく読んで注意深く始めましょう。

20分くらい茹でたゆで卵の黄身を少量から始めます。

卵黄は、しっかり加熱することでアレルゲン性(アレルギー反応の引き起こしやすさ)をかなり下げることができます。

「なんで20分も茹でるの?」と思う気持ちは分かりますが、しっかり茹でましょう。

茹で終わった後はすぐに冷やして殻を剥き、白身と黄身を分けます。

卵は黄身より白身の方がアレルゲン性が強いです。
茹でたまま置いておくと、白身からアレルギーの原因物質が黄身に移ってしまいます。

最初はお箸の先に乗るくらいのほんの少しの量から始めます。

必ず、平日昼間のかかりつけ医が開いている時間にします。症状がでたらすぐ受診できるようにです。食物アレルギーは食べた直後~2時間くらいで症状がでることが多いですから、注意深く観察してくださいね。

卵アレルギーが無いことが確認出来たら、卵入りの市販離乳食が使えます。

では市販のだし巻きや卵豆腐などはどうでしょうか?

こちらは加熱の状態が分かりませんし、味付けが濃いことも考えられるので、やめておいた方が良いです。

胃腸が未熟なうちは、アレルギーがなくても加熱不十分の卵で腹痛や下痢をおこすことがあります。
生卵は3歳からですので、小さいうちは止めておきましょう。

市販の離乳食だしの種類と選び方

だしは、離乳食の初期から使えます。最初は昆布だしがおすすめです。

離乳食を始める赤ちゃんにとって、母乳とミルク以外の食べ物は未知の存在です。最初は素材そのままの味を体験させてあげましょう。

少しずつ食べることに慣れて、素材そのままだと食が進まなくなってきたら、だしの出番です。塩や醤油などでの味付けは、赤ちゃんの未熟な消化器官には負担です。

だしのみで味に変化をつけてあげましょう。

ただし初めての食材はアレルギーがないか確認する必要があるので、合わせだしでなく単品のだしにします。

アレルギー症状が出たときに何に反応しているのか分からず、原因物質の特定に時間がかかるからです。

最初はくせの少ない昆布だしがおすすめです。野菜だしも食べやすいのですが、色々な素材が入っていることが多いです。単品ですべて食べてから使いましょう。

離乳食用として市販されているだしには、粉末やパック状などいくつかタイプがあります。
使いやすくて赤ちゃんが食べてくれるものを選べばよいですが、大事なポイントが3つあります。

・塩分が加えられていない
・食品添加物が無添加である
・アレルギー食材に気を付ける

こちらの条件をパッケージや原材料表から確認して購入してください。

離乳食におすすめの市販おやつ

離乳食におすすめの市販おやつは、赤ちゃんの成長や発達に合わせて選ぶことが大切です。市販のおやつは手作りに比べて保存や持ち運びが便利なので、忙しいママにも助かりますね。しかし、市販のおやつには添加物や砂糖が多く含まれているものもありますので、原材料や栄養成分をよく確認してから購入しましょう。

私自身も子育て中で、市販のおやつを選ぶ際は、成分表示をしっかりと確認するようにしています。そして、実際に子どもが喜んで食べているのを見ると、選んだ甲斐があったなと感じることができます。また、友達のママたちと情報交換するのもおすすめです。良い商品や気をつけるポイントなど、実体験に基づく情報はとても参考になります。

市販のおやつで離乳食におすすめなのは、以下のようなものです。

  • ハイハイン:国産米100%でアレルゲンフリーのやわらかおせんべいです。カルシウムや乳酸菌も配合されています。口どけがよく、つかみ食べにも最適です。
  • たまごボーロ:小さくて指でつまみやすいお菓子です。口の中で溶けるので、食べ物をつぶして食べる練習にもなります。
  • チーズスティック:チーズがたっぷり入ったスティック状のお菓子です。カルシウムやタンパク質が豊富で、歯がためにもなります。

市販のおやつは、赤ちゃんにとって栄養補給や食べる楽しみを与えてくれるものです。しかし、与えすぎると離乳食の量が減ってしまったり、甘いものに慣れてしまったりする恐れがあります。一日に必要なエネルギー量の10~15%程度を目安にして、適量を与えましょう。

まとめ

市販の離乳食は、忙しいママの味方です。 でも、栄養や安全性、食べる力やアレルギーなど、気になることも多いですよね。 この記事では、市販の離乳食を上手に活用する方法をご紹介しました。

  • 市販の離乳食だけでは不十分になる時期がある
  • 市販品と手作りを混ぜたアレンジ離乳食で栄養バランスと食べる力を高める
  • 卵やだしはアレルギーの確認と加熱の注意が必要
  • 市販の離乳食だしは塩分無添加や無添加物を選ぶ

市販の離乳食は、素材の一つとして使えば、赤ちゃんの健康とママの時短に役立ちます。 

市販の離乳食で赤ちゃんとママが笑顔になれることを願っています。

 

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