離乳食であげる【さんま】はいつから?初めて赤ちゃんにあげるときの注意点!後期のおすすめレシピ!さんま缶詰についても解説!

離乳食
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離乳食でさんまは後期(9~11ヶ月)から与えることができます!

旬の秋には脂がのっておいしく、DHAやIPA、たんぱく質やカルシウムなど栄養素も豊富に含まれているので、気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここではレシピと注意点を合わせてご紹介します。

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離乳食で赤ちゃんにあげる【さんま】はいつから?

離乳後期と呼ばれる生後9~11ヶ月から与えることが出来ます。
ただし、脂も多いのでまぐろなど赤身の魚が食べれるようになってから与えます。

更に、小骨、固い皮などもあるので取り除いた上で与えましょう。

また、さんまは鮮度が落ちると食中毒を起こす「ヒスタミン」が発生することがあるので、鮮度が良いものを選び、新鮮なうちに食べましょう。

離乳食のさんまを初めてあげるとき

初めて与えるときは子供用スプーンなどを使って一口ずつ与えるのがベストです。

また、他の食材と混ぜ合わせることなく、様子を見ながら与えるようにしましょう。

 離乳食中期にさんまをあげても大丈夫?

中期は、冒頭にもあった通り与えることはできません。
後期に入るまで待ちましょう。

要チェック!離乳食後期のさんまの選び方!

後期(9~11ヶ月)以降で赤身の魚が食べられるようになっていれば、さんまにステップアップできます。

さんまの選び方のポイントを紹介します。

背中・・・盛り上がり、厚みがある
お腹・・・固い
目・・・澄んでいるもの
尾・・・ピンとしている
その他・・・干物は塩分が強いので離乳食に向かない

次に食中毒の原因となるヒスタミンについて知っておきましょう。

症状・・・じんましん、嘔吐、下痢、呼吸困難
発症時間・・・食べた直後~1時間以内が多い
死亡例・・・報告なし

冷蔵保存中や冷凍、加熱をしてもヒスタミンは発生し減ることは無いので鮮度のいいものを使いましょう。

カンタン!離乳食であげるさんまの下ごしらえ

さんまの下ごしらえを順番にご紹介します。

①:斜めに包丁を入れ、胸びれと頭を一緒に切り落とす
②:尾の方向から包丁を入れて内臓をとる
③:血合いに包丁を入れて取り、残った血合いも洗い、よく水気をとる
④:頭側から包丁を入れて中骨に沿って尾まで切り、片身をはがす
⑤:裏返し同様に頭側から包丁を入れて中骨に沿って尾まで切り、片身をはがす
⑥:裏身を身に沿って包丁を入れ腹骨をすき、皮一枚になったら包丁を立てる
⑦:表見は身に沿って包丁を入れて、腹骨をすき皮一枚になったら、包丁を立てる
⑧:小骨が残っていないか丁寧に確認する

【ポイント】
水気をとる時にキッチンペーパーで拭き取るとやりやすいです。
また、開いた身の皮は全てはぎ取り、骨抜きで残った骨を抜くとよいでしょう。

 

初めてでもカンタン!さんまの離乳食レシピ

さんまのつみれ

さんまを3枚おろしにしたら、骨を取り除き粘りが出るまで包丁でたたく。
次に沸騰したお湯に、たたいたさんまを丸めて入れる。

さんまの焼き魚

さんまの頭を落とし、内臓を取りお腹の中をよく洗ってから、焼く。
次に皮や小骨をしっかり取り除き、食べやすいようにほぐして食べさせる。
この時塩はふらずにそのまま与えましょう。

さんまの離乳食アレンジレシピ

さんまのつみれ汁

上で紹介したつみれを使ったものです。
片栗粉でとろみがあり、食べやすく野菜の種類も変更できるのでアレンジもしやすく栄養満点です!

【材料】
さんま1匹
片栗粉
大根・・・適量
人参・・・適量
ねぎ・・・適量

【作り方】
①:人参やねぎ、大根を切って柔らかく煮る
②:作ったつみれ(片栗粉をまぶす)を鍋に入れて一緒に煮る
③:火が通ったらねぎと味噌を入れ、最後に片栗粉を入れてとろみをつければ完成です

さんまバーグ

すりみや豆腐などを使ったレシピです。お豆腐がはいるのでふわふわハンバーグになります。手づかみ食べの練習にもおすすめです。

【材料】
さんまのすりみ・・・300g
豆腐・・・1パック(150g)
片栗粉・・・大さじ1.5杯
味噌・・・大さじ1杯
すりおろし生姜
サラダ油

【作り方】
①:人参の皮を剥いてすりおろす
②:ビニール袋にさんまのすりみ、豆腐、おろした人参、味噌を入れて揉み込む。
③:フライパンに油をひき、加熱したらスプーンですくって丸め、フライパンへ入れる。
④:表面に焼き色がつくまで焼いたら、ひっくり返して弱火でふたをして焼き、完成です。

焼きさんまご飯

後期(9~11ヶ月)におすすめです。
焼いたさんまを大さじ1杯程度に5倍粥にかけたら完成です。混ぜながら食べさせてあげましょう。公園などお出かけにも手軽で便利なレシピです!

さんまのおにぎり

完了期(12~18ヶ月)におすすめです。
焼いたさんまをほぐしておにぎり混ぜるだけで、手づかみしやすく食べさせやすいです。こちらも手軽に秋の味覚を赤ちゃんと楽しめます!

さんまの缶詰は離乳食に使っても大丈夫?

1年中手に入り、しっかり加熱されて身や骨まで柔らかく栄養満点ですが、塩分が入っているので、与える前に熱湯で下茹でし塩分を取り除いてから与える必要があります。

また赤ちゃんに与える際は皮や骨も取り除きましょう。添加物の有無や国産かどうか、確認してから購入することをおすすめします。

さんまに関するよくある質問と回答

Q1. さんまの漢字表記「秋刀魚」の由来は何でしょうか?
A1. さんまは秋に旬を迎えることと、細長く銀色に輝く魚体が刀に似ていることから、「秋に獲れる刀のような形をした魚」という意味で「秋刀魚」と書かれるようになりました。 この漢字表記は大正時代に広まったとされています。

Q2. さんまはどんな餌を食べているでしょうか?
A2. さんまは主に小型の甲殻類やイカなどの軟体動物を捕食しています。 しかし、さんま自身も大型の魚や海鳥などの天敵に狙われるため、常に群れで泳いで警戒しています。 また、さんまは胃がなく腸が短いため、摂食した餌は20分から30分程度で消化されます。

Q3. さんまはどんな回遊をするでしょうか?
A3. さんまは北太平洋に広く生息する回遊性の魚です。 一般的には、夏の間は北の方の冷たい海で過ごし、秋になると産卵や温暖な海域への移動などのため南下を始めます。 日本近海では、春から夏にかけて北海道沖から東北沖で産卵し、その後九州沖や東シナ海へと移動します。 冬から春にかけては逆に北上を始めます。

まとめ:さんまは離乳食後期(9~11ヶ月)から赤ちゃんにあげよう

離乳食のさんまは後期(9~11ヶ月)から食べることができ、レシピも焼いたり茹でたりと種類が豊富にあります。

アレンジを楽しみながら色々試してみて、親子で栄養満点なさんまを使った食事を楽しんでみてくださいね!

 

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