離乳食に枝豆は危険?メリットは無いの?枝豆を上手に活用するには…与える時期や下ごしらえの方法を説明します!
「枝豆はなるべく離乳食に与えない方が良い…」
そんな言葉を聞いたことがありませんか?
しかし枝豆は離乳食の材料として使ってもいいのです!
与えない方がいいと言われる理由の一つとして、
消費者庁が枝豆は5歳以下の子どもに食べさせないよう注意喚起していることがあるからかもしれません。
参照:Vol.580 硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないで! | 消費者庁 (caa.go.jp)
枝豆は離乳食としても使えますが、危険はあります。
枝豆を離乳食として与える時の危険についてまとめています。
また、枝豆はいつからOKなのか、与える際の下ごしらえはどうするのか…など
詳しく説明していきます。
枝豆を使ったレシピも紹介しているので、是非参考にしてください。
枝豆を離乳食として与える時の危険
枝豆の危険性は以下の2つです。
- のどに詰まらせる
- アレルギーの恐れ
離乳食の枝豆をのどに詰まらせる
上記で記載したように、消費者庁が枝豆等豆類はのどに詰まらせて窒息する恐れがあるとしています。
枝豆をそのままの状態で赤ちゃんに与えることは絶対にしないでください。
アレルギーの恐れ
枝豆は大豆アレルギーの危険があります。
大豆の未熟な状態が枝豆です。
意外と知らない方、多いのではないでしょうか?
大豆は食物アレルギーの特定原材料に含まれており、注意が必要です。
はじめて与える時は、以下のポイントを守ってください。
- はじめは小さじ1から与えて様子を見る
- 病院が開いている午前中に試す
アレルギーは急に現れるものです。
しっかりと様子をみながら進めていきましょう。
枝豆の栄養は?離乳食で与えるメリット
枝豆は大豆と同様、タンパク質を多く含んでいます。
野菜に分類される枝豆は、ビタミンCやβカロテン・葉酸などの栄養を含んでいます。
これは大豆との大きな違いです。
たんぱく質・ビタミン・ミネラルをたっぷり含んでいるので、是非離乳食としても取り入れていきたい食材ですね!
枝豆はいつから離乳食に使ってもいいの?
枝豆は離乳食中期ごろがいいでしょう。
また、大豆アレルギーの危険から“豆腐に慣れた頃”に与えはじめるようにしてください。
離乳食で使用するときはすり潰して与えます。
幼児でも喉に詰まらせる危険があるので、5歳まではポタージュにするなどして、できる限り食べやすい状態に調理することがおすすめです。
<離乳食用>枝豆の下ごしらえ
大人もよく食べる枝豆ですが、その固さは赤ちゃんにとって固すぎます。
大人用の茹で時間よりも長く茹でましょう。
<方法>
①:たっぷりのお湯に10分茹でます。
※塩は入れないでください。塩茹では味が濃くなり、赤ちゃんの内臓の負担になります。
②:さやから取り除き、薄皮を剥く
③:よくすり潰す
冷凍枝豆を使う時は、塩分が含まれている可能性があります。
下茹でして塩抜きをしましょう。
それ以降の過程は、上記の方法と同じです。
すり潰した枝豆は冷凍保存が可能です。
フリーザーバックや、ラップに包むなどして冷凍しましょう。
下ごしらえが大変な分、一気に作って冷凍保存しておくと便利です。
離乳食の枝豆はコープがいい!
枝豆の下処理だけでも、
『茹でる→さやから取る→薄皮剥く→すり潰す』
と、かなり工程が多い…
正直、忙しい子育ての中でここまでできない…
そんな時にはコープの商品がおススメです!
CO・OP 北海道のうらごし枝豆 120g(標準12個)|商品情報|コープ商品サイト|日本生活協同組合連合会
すでにうらごしされており、ポーションタイプになっています。
私も離乳食のときはこちらの商品にお世話になりました…
国産枝豆を使用しているので、原材料も安心です。
しかも冷凍商品なので、すぐに使い切らなくてもいいのがありがたいですね。
<後期離乳食レシピ>枝豆ポタージュ
枝豆をそのまま与えては、喉に詰まらせる危険があります。
ポタージュにして飲みやすくしましょう!
▶材料
枝豆…10g
ジャガイモ…20g
牛乳…50g
▶作り方
~下処理~
枝豆は茹でて薄皮を剥いておきます。
ジャガイモは食べやすい大きさに切り、茹でます。
~ポタージュ~
①:下処理した枝豆・ジャガイモと牛乳をボウルに入れ、ブレンダーで混ぜる。
②:①を鍋に入れて、弱火で3分加熱する。
③:完成
<完了期離乳食レシピ>枝豆ととうもろこしのおやき
しっかり食べられるようになれば、枝豆をかなり細かく切ったものを入れてみましょう。もちろん気になる方は、うらごし枝豆でもOKです!
▶材料
枝豆…70g
冷凍とうもろこし…50g
小麦粉…大さじ3
片栗粉…小さじ2
豆腐…50g
水…大さじ1
▶作り方
~下処理~
枝豆は茹でて薄皮をむき、細かく刻む。
冷凍とうもろこしは解凍し、細かく刻む。
~おやき~
①:材料をすべてボウルに入れ、混ぜ合わせる
②:フライパンに油を少量入れ、生地をのせる
※スプーンですくい、子どもが食べやすい大きさに成形する
③:両面3~4分、弱火で焼く
④:完成
小麦アレルギーの場合は、小麦粉を米粉に変えて作ってもおいしいですよ。
まとめ:離乳食の枝豆はすり潰して危険回避
枝豆の危険性から離乳食への活用法等について説明しました。
- 枝豆は窒息とアレルギーの危険があるので注意が必要
- 栄養たっぷりなので離乳食として与えても良い
- 豆腐に慣れてきた中期ごろから与えられるが、下ごしらえが必要
- 下ごしらえが面倒なときは、コープのうらごし枝豆を活用
- 後期、完了期のレシピ紹介
枝豆を上手に活用して、栄養たっぷりの離乳食を作りましょうね。
離乳食の枝豆Q&A
Q1:枝豆は離乳食としてどのくらいの量を与えると良いですか?
A1:はじめて与える時は小さじ1から始めて、様子を見ながら徐々に増やしていきましょう。一度に与える量は大さじ1~2程度が目安です。
Q2:枝豆の薄皮を剥くのが面倒な場合はどうすれば良いですか?
A2:枝豆を茹でた後、冷水にさらしてから薄皮を剥くと、剥きやすくなります。また、コープのうらごし枝豆を使うと、薄皮がすでに剥かれているので便利です。
Q3:枝豆ポタージュやおやきは冷凍保存できますか?
A3:はい、冷凍保存できます。ポタージュはラップに包んで冷凍し、おやきはラップに一つずつ包んで冷凍しましょう。解凍する時は、レンジや鍋で温めてください。