赤身魚を食べられる目安は、生後7~8か月頃です。
初期から与えることができる白身魚と違って、赤身魚は加熱すると身が固くなり、少し食べづらくなります。
なので離乳食中期からが目安となっています。
離乳食も中期になると食べられる食材が一気に増えますね。
アジ・サバなどの青魚は離乳食後期(9~11ヶ月)からになるので注意してください。
赤身魚はまれにアレルギーが出る場合もあるので、与えるのは小児科が開いている時間に。
赤ちゃんの様子を気にしながら食べるようにしましょう。
離乳食で初めて食べる赤身魚のおすすめは?
初めての赤身魚は、マグロ・カツオがおすすめです。
赤ちゃんの未熟な胃に負担をかけないためにも、脂質が少ない赤身を選びましょう。
刺身だと骨もなくすでに切ってあるので、調理しやすいですよ。
マグロのトロ部分。大人はとても美味しいけれど、赤ちゃんには不向きです。
私が子どもに与えた初めての赤身魚はマグロでした。
ゆでてほぐしたマグロそのものだけだとパサパサして食べにくそうだったので、おかゆに混ぜてあげました。美味しそうに食べていたのを覚えています。
サケはおすすめの赤身魚じゃないの?と思われるかもしれません。
実はサケは赤く見えるため赤身魚と間違えられることが多いですが、白身魚に分類されるんです。
離乳食で赤身魚のツナ缶は食べられる?
ツナ缶はマグロ・カツオを加工して缶詰にしたものです。塩抜き・油抜きをしっかりすると食べられます。
水煮のツナ缶だと湯通しするだけで使えるので、とても便利ですよ。
はごろもフーズの「素材そのままシーチキン」は食品添加物を使用していなくて、離乳食に向いているツナ缶で、私もよく使っていました。
9か月以降になると、ツナ缶の缶汁をよくきるだけでOKです。
離乳食の赤身魚は冷凍してもいいの?冷凍方法と冷凍期間は?
離乳食に使う食材はほんのわずかなので、余ってしまうともったいないですよね。
他の野菜と同様、余った赤身魚は冷凍しても大丈夫です!
ゆでてほぐした身を、1回分ずつ製氷皿やラップに小分けにして冷凍します。
使う分だけレンジで解凍して、加熱してから使いましょう。
一度作っておくと時短にもなって便利ですよね。
ただし1週間で使い切るよう注意してくださいね。
離乳食を手軽に!魚を使ったベビーフードを紹介
毎日離乳食を作るのは、正直しんどいです。
残さず食べてくれる日もあれば、まったく食べずに終わる日もあります。
せっかく作ったのに!と思ってしまうのは悲しいですよね。
魚を使ったベビーフードもたくさんありますので、たまにはベビーフードを使って離乳食を手軽に用意しましょう。
形状を見て真似をしたりできますし、味見をしてこんな味付けなんだなと勉強にもなりますよ。
市販で買い求めやすいメーカーは、
- 和光堂
- キューピー
- ピジョン
が有名で、値段もお手頃で安心です。
和光堂
レトルトパウチで、ベビーフード売上No.1の和光堂。
お湯で溶かすフリーズドライの白身魚も人気です。
レトルトパウチでは、「しらすとわかめの煮込みうどん」、「まぐろの炊き込みごはん」、「鯛と野菜の雑炊」など、おいしそうなものがたくさんあります。
こだわりの赤ちゃん品質で、種類が豊富なところが人気の秘訣でしょうか
キューピー
キューピーといてば瓶詰のベビーフードですよね。
瓶詰のものだと「白身魚と野菜のクリーム煮」があります。
レトルトタイプやカップタイプのものもあり、そのまますぐに食べられます。
外出先だと食後のゴミも捨てられて便利ですよ。
「おさかなセット」、「お魚かゆと鶏ささみの洋風煮」、「まぐろと大根のわかめごはん」などがあります。
ピジョン
レトルトパウチで、「海鮮まぐろチャーハン」、「鯛とトマトのアクアパッツァ」といった自分では作りにくいごはんが食べられます。
たまには一味ちがったベビーフードを試してみるのもありですね。
離乳食後期に食べられる魚の種類は?
離乳食後期の生後9~11か月頃は、青魚が食べられるようになります。
青魚にはDHAという栄養素が含まれていて、これは脳や神経の発達に必要な栄養素なのです。
青魚の種類は、アジ・サバ・ブリ・サワラの4種類です。
青魚は脂質が多いので、赤ちゃんの消化の負担にならないように脂の少ない部分から与えるようにします。
とはいえ個人差があるので、赤ちゃんのペースに合わせてくださいね。
食べることに慣れてきたからといっても、青魚はアレルギーを引き起こす可能性が一番高いので少量ずつ与えるようにしましょう。
離乳食の赤身魚のよくある質問と回答3選
Q: 離乳食中期に赤身魚を与えるときの注意点は何ですか?
A: 赤身魚はアレルギーが出る可能性があるので、小児科が開いている時間に与えて、赤ちゃんの様子をよく観察してください。また、骨や皮がないか確認して、ほぐしてから与えるようにしましょう。
Q: 離乳食後期に食べられる青魚の量はどれくらいですか?
A: 青魚は脂質が多いので、赤ちゃんの消化に負担をかけないように少量から始めましょう。1回分の量は、大さじ1杯程度が目安です。様子を見ながら徐々に増やしていきましょう。
Q: ベビーフードを使うときのコツはありますか?
A: ベビーフードは手軽に離乳食を用意できる便利なものですが、毎日使うのではなく、たまに使う程度にしましょう。ベビーフードだけでは栄養バランスが偏りやすいので、他の食材と組み合わせて与えるようにしましょう。また、ベビーフードの味や形状に慣れすぎないように、自分で作った離乳食も交えて与えるようにしましょう。
まとめ:離乳食の赤身魚は中期(7~8ヶ月)から!
赤ちゃんの初めての赤身魚は、マグロ・カツオから始めるのが良いでしょう。
赤身魚が食べられるようになると、離乳食のレパートリーも大きく増えますよね。
からだを作るために必要なたんぱく質や鉄分を含んでいるので、バランス良く取り入れていきたい食材です。
中期の次はいよいよ後期、完了期に向かって青魚も食べられるようになりますね。
お魚を食べた赤ちゃんはどんな反応をするでしょうか?
お魚が大好きな子に育って、大きくなったらいっしょにお寿司屋さんに行くのが楽しみですね。