離乳食の10倍粥はいつまで?米から鍋と炊飯器で十倍粥を作る方法!ご飯から作るには水の量は?おすすめの冷凍と解凍の方法

離乳食
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生後5,6か月を迎えると、離乳食が始まる赤ちゃんが多いですよね。パパやママは食べてくれるかな?と期待と不安で胸がいっぱいですよね。

最初は1さじ程度の10倍粥から与えます。

そもそも10倍粥ってなに?と思う方もいるかもしれません。10倍粥とはお米とお水を1:10の割合で炊いたお粥のことです。

10倍粥は離乳食初期(生後5・6か月)頃まであげることが多いですが、中にはどろっとした食感を嫌がったり、つぶつぶを嫌がったりする子もいるため、無理に期間を決めるのではなく、赤ちゃんの好みに合わせて作ってみましょう。

今回は基本の10倍粥の作り方や、炊いたお米からお鍋や電子レンジで作る方法などをご紹介します。

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離乳食の10倍粥はいつまであげる?

離乳食の10倍粥は、赤ちゃんが食べ物を噛んだり、飲み込んだりする力が十分につくまであげるのがおすすめです。一般的には、生後8ヶ月から9ヶ月くらいまでです。

10倍粥は、お米をたくさん炊いて水分を多く含ませたものです。赤ちゃんは、この10倍粥を食べることで、お米の味や食感に慣れたり、舌や口の筋肉を鍛えたりします。また、10倍粥は消化しやすく、栄養も豊富です。

10倍粥をあげるときは、最初は少量から始めて、徐々に量や固さを増やしていきましょう。

離乳食の10倍粥は、赤ちゃんの成長に合わせてあげることが大切です。赤ちゃんが噛む力や飲み込む力がついてきたら、次の段階の離乳食に移行していきましょう。

離乳食でよく使う10倍粥とは?

10倍粥とは 10倍粥とはお米と水の割合が1:10のお粥のことを言います。

10倍粥は主に離乳食初期(生後5・6か月)の時期にあげることが目安とされています。最初は1さじ程度から始めて、慣れてきたら2さじ、3さじと増やしていきましょう。

まだ歯や歯茎でつぶすことができないゴックン期の赤ちゃんにあげるときは、ブレンダーなどで撹拌してどろどろしたヨーグルト状にして与えます。あげるときはスプーンの先にちょこっとのせて与えます。

離乳食の10倍粥を炊飯器で作る方法

お米が1/4合(45ml)だとすると、水を450ml入れて炊きます。

ご自宅の炊飯器に「おかゆモード」や「やわらかモード」がある場合は、そちらのモードを使いましょう。

お粥モードで、水分を多く入れてじっくり時間をかけて炊くことによってよりふんわりしたおいしいお粥を炊くことができます。もちろん通常炊飯でも、水を規定量入れればお粥を作ることができます。

離乳食の10倍粥を炊いたご飯から作る方法

お粥じゃなくて普通のごはんを炊いてしまったなんてことがあるかもしれませんよね。そんな時でも大丈夫。実はお粥は炊いたご飯からも作ることができます。

ここではお鍋で作る方法と電子レンジで作る方法をご紹介します。

炊いたご飯からお鍋で10倍粥を作る

炊いたご飯から10倍粥を作る場合は、お米と水の量は1:5になります。

ご飯小さじ1(5ml)に対して25mlの水を鍋に入れて弱火にかけます。ご飯をほぐしながら焦げないように混ぜながら火にかけましょう。ご飯が水分を吸って柔らかくなったら完成です。

ブレンダーやミキサーでどろどろにして与えましょう。

炊いたご飯から電子レンジで10倍粥を作る

ご飯小さじ1(5ml)と水25mlを耐熱容器に入れてご飯をほぐします。ふんわりとラップをして電子レンジで温めます。温めすぎると水分が飛んでしまうため温めすぎには注意しましょう。

こちらもミキサーやブレンダーで撹拌してどろどろにしてあげましょう。

離乳食の10倍粥にブレンダーは必要?やりすぎるとどうなる?

結論からいうと、ブレンダーはあるととても時短になります。

お粥を作る場合、一度にたくさん作って冷凍しておきたいですよね。そんなときにブレンダーがあれば、炊いたお粥をいっぺんに撹拌することができます。

ブレンダーがなくても、裏ごししたり、すり鉢でつぶしたりすることもできますが、量を考えると時間と労力がかかります。

ブレンダーで撹拌する場合、やりすぎるとサラサラになりやすいです。食べても問題はありません。お粥やご飯は冷えるとでんぷんが糊化といういわゆる「でんぷんの老化」を起こすため固くなります。ご飯が炊けて、あまり時間がたたないうちに撹拌するようにしましょう。

離乳食の10倍粥おすすめの冷凍方法

お粥は冷凍保存が可能なので作り置きしておくと楽ですよね。

おすすめの容器はリッチェルやエジソンから販売されているシリコン製の離乳食保存容器です。

半分の力で取り出せるという売り文句を、最初はあまり信用していませんでしたが、本当でした!

こちらを使う前は、普通の製氷皿でいいかなと思っていたのですが、製氷皿では取り出すのに全力でひねったりカンカンやったりと、外れたと思ったらどこかにとんでいってしまったり・・なんだかストレスが増える一方でした。

藁をもつかむ思いでリッチェルの保存容器を購入。

もうノーストレスです。「半分の力」、もしくは4分の1の力で取り出せます。

冷凍の仕方はブレンダーなどでヨーグルト状にしたお粥を容器に流し込んでふたをするだけです。冷めてから冷凍庫に入れましょう。

離乳食の10倍粥おすすめの解凍方法

保存容器から出して、耐熱容器に移し替えたらふんわりとラップ、もしくはラップをしたあとラップに爪楊枝などで数か所穴をあけてから電子レンジで温めます。

ラップをきっちりしてしまうと空気の逃げ場がなくなっておかゆが破裂しやすいので気を付けましょう。

またお粥を急に温めることによって糊状になりやすいため、糊っぽくなって赤ちゃんが嫌がりそうなら水を大さじ1程度加えてから温めましょう。

離乳食に使う7倍粥とは?

7倍粥とはお米と水の割合が1:7のお粥のことを言います。

たとえばお米が2分の1合(90ml)だとすると、水を630ml(=90ml×7倍)入れて炊きます。

7倍粥は10倍粥に慣れた後の離乳食中期(生後7・8か月)の時期にあげることが目安とされています。あくまで目安ですので、中期に入るまで10倍粥をたべさせなければいけないわけではありません。赤ちゃんの好みに合わせて作ってみてくださいね。

離乳食に使う5倍粥とは?

5倍粥(別名:全粥)とはお米と水の割合が1:5のお粥のことを言います。

たとえばお米が2分の1合(90ml)だとすると、水を450ml入れて炊きます。

5倍粥は7倍粥に慣れた後の(生後9・10か月)の時期にあげることが目安とされています。

5倍粥は10倍粥や7倍粥に比べてつぶつぶが多く残っています。食べ物の好みが出てくる時期で、赤ちゃんによってはつぶつぶした食感を嫌がる子もいるため、そうした場合は無理に5倍粥に進まず赤ちゃんのペースに合わせていきましょう。

まとめ:10倍粥は離乳食初期(5~6ヶ月)まで

10倍粥などのお粥をあげる時期はあくまで目安です。

ドロドロが好きな赤ちゃんもいれば、つぶつぶが好きな赤ちゃんもいます。赤ちゃんの様子や好みに合わせて作ってみましょう。

ブレンダーなどの便利道具を使って少しでもパパやママを楽になればいいですね。パパやママが笑えばきっと赤ちゃんも笑ってくれるはずです。笑顔あふれる離乳食ライフを送ってくださいね。

離乳食の10倍粥Q&A3選

Q: 10倍粥はどのくらいの量をあげればいいですか?

A: 最初は1さじ程度から始めて、慣れてきたら2さじ、3さじと増やしていきましょう。赤ちゃんのお腹の具合や食べるペースに合わせて調整してください。

Q: 10倍粥はどのくらいの期間あげればいいですか?

A: 10倍粥は離乳食初期(生後5・6か月)の時期にあげることが目安とされています。赤ちゃんによってはどろっとした食感を嫌がったり、つぶつぶを嫌がったりする子もいるため、無理に期間を決めるのではなく、赤ちゃんの好みに合わせて作ってみましょう。

Q: 10倍粥は冷凍保存できますか?

A: はい、冷凍保存できます。ブレンダーなどでヨーグルト状にしたお粥をシリコン製の離乳食保存容器に入れて冷凍庫に入れましょう。解凍するときは耐熱容器に移し替えて電子レンジで温めます。水分が飛んで糊っぽくなってしまったら、水を大さじ1程度加えてから温めましょう。

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