妊娠初期の咳は流産の原因になる?医師に聞いた真実と予防法!咳つわりで眠れない夜を乗り越える方法と市販の咳止めは飲める?

人気記事
スポンサーリンク

妊娠初期の咳は流産の原因になることはまずありません。

安定期を迎えるまで不安が続く妊娠初期。

そんな時に咳が止まらなくなったらお腹の赤ちゃんは無事なのか心配になりますよね。

この記事では妊娠初期に起こる咳の原因と対処法をお伝えいたします。

スポンサーリンク

咳が止まらない妊娠初期、流産の心配はないの?医師に聞いた正しい情報と安心できる方法

妊娠初期に咳が止まらないと赤ちゃんに影響がないか不安になると思います。最悪の場合、流産に繋がってしまうのではと思う方もいるのではないでしょうか。

医師によると咳で赤ちゃんに何か影響があることは、まずないということです。

元々肺機能に高度な異常がなければ、咳込みで低酸素になることもないので心配はいらないそうです。

咳が起こる原因は以下の3つが挙げられます。

  • 風邪
  • 水分不足
  • アレルギー

風邪

妊娠すると、ホルモンバランスの変化や自律神経が乱れることで体調を崩しやすくなります。

免疫力も下がるので感染症にかかりやすくなります。

水分不足

赤ちゃんや、羊水、胎盤などに大量の水分が必要です。

妊娠前と同じ水分量では足りず、気管支や喉、口の中が乾燥しやすくなります。

アレルギー

妊娠すると身体が敏感に反応するようになり花粉やハウスダストなどのアレルギー反応を起こすようになることがあるそうです。その症状の1つとして咳が出る可能性があります。

2週間以上続く場合は、咳ぜんそくや気管支炎、副鼻腔炎、マイコプラズマ肺炎などの病気にかかっている可能性があります。病院へ受診し、医師へ相談しましょう。

咳つわりで眠れない夜を乗り越える方法。妊娠初期に試して良かったこと

咳が出ていると、十分に眠りにつけずに辛い夜を過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただでさえ妊娠して体力も落ちやすくなっている中、ゆっくり休めないのは大変です。

咳が止まらないときの対処法をお伝えいたします。

  • 加湿をする
  • 体内の乾燥対策をする
  • 首回りを冷やさない
  • 飴を食べる
  • 十分な休息をとる

加湿をする

加湿器や塗れタオルを干して部屋が乾燥しないようにしましょう。

体内の乾燥対策をする

こまめな水分補給を心がけ、体内からも乾燥しないようにしましょう。冬の外出時にはマスクをするというのもよいでしょう。

首回りを冷やさない

首回りや肩回りが冷えると咳が悪化することがあります。時期に合わせて、マフラーやネックウォーマー、スカーフなどを使って冷やさないようにしてください。

飴を食べる

飴を食べ唾液の分泌を増やすことで、喉の乾燥とウィルスの侵入を防ぐことができます。

十分な休息をとる

咳が出ていて難しいかもしれませんが、やはり休息をとることは重要です。妊娠することでホルモンバランスが乱れやすく、体力・免疫力も下がりやすくなっています。上記の対策を行い、ゆっくり休むようにしてください。

妊娠初期の咳と下腹部痛は無視できないサイン!早めに受診すべき症状とは

妊娠初期の咳で流産することはまずないとお伝えしましたが、気をつけるべき症状があります。
それは咳と下腹部痛のほかにも症状があったときです。

一時的に腹筋を使って痛みを感じている場合がありますが、嘔吐や下痢があればウィルス性の胃腸炎の可能性があります。また、お腹が張っているときも様子見はせず、早めに受診をしたほうがよいでしょう。

妊娠初期に咳止めを飲んだら赤ちゃんに影響はないの?

咳が出ていて辛いときに、頼りたくなるのが薬ですよね。

手軽に手に入る市販薬ですが、自己判断で使用するのは危険です。市販薬には様々な成分が入っていて、妊娠中には控えたほうがよい成分が入っていることがあるかもしれません。
咳が出て辛い時には病院へ受診し、医師に相談しましょう。

妊娠初期の気をつけることは意外と簡単!実践した3つのポイントとは?

妊娠初期は心配事が多い時期。その時期にやった方がよいことを3つお伝えします。

  • 葉酸を積極的に摂取する
  • 身体を温める
  • 適度な運動をする

葉酸を積極的に摂取する

妊娠すると身体を循環する血液量が増えます。貧血防止のために葉酸を摂取することが望ましいといわれています。また、葉酸には胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが低減されると明らかにされています。

葉酸を摂取することはお母さんにとっても、赤ちゃんにとっても役立ちます。積極的に摂取するようにしましょう。厚生労働省は1日0.4mgの摂取を推奨しています。(1mgを超えないように)

身体を温める

身体が冷えると血流が悪くなり、つわりやむくみ、倦怠感を感じるようになります。そのほかにも、子宮の血管が収縮してお腹が張りやすさに繋がります。

湯船につかる、温かい食べ物を摂る、3つの首(首、足首、手首)を温めるなどして冷え対策しましょう。

適度な運動をする

激しい運動や重たいものを持つことは危険です。無理のない範囲で、ウォーキングや散歩、ストレッチを行い血流の低下を防ぎましょう。

妊娠初期はデリケートな時期ですので、お腹の張りを感じたら身体を動かすのはやめて安静に過ごすことが大切です。

妊娠初期の咳に関するよくある質問と回答

Q: 妊娠初期に咳が出ると胎児に影響はありませんか?
A: 妊娠初期に咳が出ると、お腹の中の赤ちゃんに影響があるのではないかと心配になるかもしれませんが、基本的には咳自体は胎児に影響を与えることはありません。ただし、咳の原因が風邪や感染症などの場合は、母体の体温や血圧が上昇したり、胎盤の血流が低下したりする可能性があります。これらは胎児の発育に悪影響を及ぼすことがあるため、早めに医師に相談して治療を受けることが大切です。

Q: 妊娠初期に咳止めの薬を飲んでも大丈夫ですか?
A: 妊娠初期に咳止めの薬を飲むことは、一般的にはおすすめできません。市販の咳止め薬には、胎児に影響を与える可能性のある成分が含まれていることがあります。例えば、抗ヒスタミン剤や鎮痛剤などは、胎児の発育や母体の血圧に悪影響を及ぼすことが報告されています。妊娠中は自己判断で薬を服用せず、必ず医師に相談してください。医師は、妊婦さんでも安全に使用できる薬を処方してくれます。

Q: 妊娠初期の咳を予防する方法はありますか?
A: 妊娠初期の咳を予防する方法としては、以下のようなことが挙げられます。

水分補給をこまめに行う。水分不足は、気管や喉の粘膜を乾燥させて咳を誘発する原因になります。また、水分補給は体内の血液量や羊水量を維持するためにも必要です。
加湿器やマスクを使用する。部屋や身体の外側も乾燥すると、細菌やウイルスに感染しやすくなります。加湿器やマスクを使用して、空気中の湿度を保つことで、感染症やアレルギーの予防に役立ちます。
手洗いやうがいをする。外出から帰ったら、手洗いやうがいをして、感染症の原因となる細菌やウイルスを除去しましょう。手洗いはせっけんでしっかり泡立てて行い、うがいは15秒以上かけて行うことが効果的です。
食事に気を付ける。生肉や生魚など加熱しない食品は、細菌やウイルスで汚染されている可能性があります。妊娠中はこれらの食品を避けて、火を通した料理を食べるようにしましょう。

まとめ:妊娠初期の咳で流産してしまう可能性は低い

妊娠初期の咳で流産してしまう可能性はまずないということがわかりました。

咳に加えて、下腹部痛や嘔吐・下痢、お腹の張りを感じたときには早めに病院へ受診しましょう。辛い時は自己判断で市販薬を使用するのではなく、医師に相談するようにしてください。

タイトルとURLをコピーしました