モラハラ妻には自己肯定感の低さが大きく影響しています。
人格を否定するような言葉で罵倒したり、夫を罵っておきながら、外では良き妻を演じている場合が多いです。
夫婦関係を続けるための対策としては、まずモラハラをしている自覚を持ってもらうこと。
限界を迎える前に誰かに相談したり別居するなどして物理的に距離を取ることも、ときには必要です。
離婚となった場合の親権の問題や、モラハラ妻になる原因が夫にある場合はどんなことが原因となり得るのかもご紹介しています。
モラハラ妻の特徴と心理的背景~自己肯定感の低さが関係している?
家にはモラハラ妻がいて居場所がなく、いつも罵倒されている。
そんな人は意外と多いのではないでしょうか。
モラハラ妻には
・無視をしたり、罵倒したりする
・人格を否定するような言動
・子どもや親族に夫の悪口を言う
・外では良き妻を演じる
といった行動がみられます。
実はこの行動には妻の自己肯定感の低さが大きく関係しているのです。
酷い言葉で罵倒し夫の人格を否定することで、夫よりも自分が優位に立とうとしているのです。
一方、外では良き妻を演じ、夫の悪口を言うことでまた、夫を下げ、周りからの自分の評価を上げます。
認められたい、優位に立ちたいという自己肯定感を高めるためにモラハラをしてしまう妻は多いのです。
モラハラ妻に悩む夫たちへ。夫婦関係を修復するための治し方とは
モラハラを受けているけれど、まだ妻との関係を諦めたくないと考えている方もいると思います。
ここでは修復するための治し方をご紹介します。
ほとんどのモラハラ妻は、自分がモラハラをしていることを自覚していません。
ですので、まずはモラハラ妻である自覚を持ってもらうことが必要になります。
直接的に、「君がしているのはモラハラだよ」と伝えるのが難しければ、「僕の友達夫婦がね…」と他所の家庭の話として、モラハラの事例、それによる被害者の辛さなどの話をしてみてはどうでしょうか。
少しでも妻が、モラハラをしているかもしれない、と気づいてくれたら、次はモラハラが子どもを傷つけていること、このままでは離婚の可能性があること、などを話し合い、モラハラを続けることでこの先どうなるのかを想像してもらいましょう。
その結果、妻自身も状況を改善したいという姿勢が見えれば、一緒にカウンセリングへ行きます。
そして、なにより一緒に治していこうという姿勢が大事です。
嫁にモラハラされている夫の心理とは?限界を感じたときにできること
実はモラハラをされる夫にも、優しく生真面目、責任感が強いなどの特徴があります。
このような人がモラハラを受けると、その真面目な性格から、自分が悪いからいけないんだ…と自らを責める傾向にあります。
被害者自身が妻のモラハラを正当化してしまうのです。
しかし我慢を続けていると、判断力や思考力が低下し、無気力になってしまったり、うつ病などの精神疾患を患うリスクもあります。
少しでも、うつっぽいな?と思ったときはもう限界なんです。
正常な判断ができなくなっている場合が多いので、誰か信用できる人に相談をしましょう。
また、別居するなどして物理的に距離を取り、自分を守りましょう。
モラハラ妻と離婚するときに知っておきたい親権の取り方と注意点
モラハラ妻と離婚をする段階までくると、親権をどちらが持つか、という問題が浮上します。
日本では親権の争いになった場合、母親に優先的に親権が与えられることが多いのです。
男性が外に出て働くことが多かった日本では、福祉の観点から子どもは母親と暮らすことが望ましいと考える「母性優先の原則」があります。
また一緒に暮らしている親、つまり普段世話をメインで行う母親が引続き面倒を見ることが望ましいと考える「現状維持優先の原則」というものがあるからです。
妻が子どもにまでモラハラをしている場合、子どもに対して精神的虐待を行っていることになるので、子どもの利益を守る観点から父親が有利になるので、虐待記録はしっかり取っておく必要があります。
また、別居をしていると子どもの世話をしていないことになってしまうので、できれば別居をせずに子どもとしっかり関わりを持っていたほうがよいですね。
もしすでに別居をしている場合も、子どもに会う機会を持ち、強い関係性を築いておくことが重要です。
モラハラ妻の原因は夫にある?夫の言動や態度が引き起こす不満や不安
モラハラ妻の特徴と心理的背景については前述しましたが、夫にも原因があるとすると、どのようなことがあげられるのでしょうか。
例えば、妊娠中や子どもがまだ手のかかる時期、適切なサポートができていたでしょうか?
家で子どもと過ごす妻に対しての労いを言葉にしていたでしょうか?
思っている以上に、産前産後は心と身体のコントロールができない状態にあります。
そのデリケートな心理状態で、夫からの言葉や態度に思いやりが感じられないと不満や不安が募ってしまいますよね。
その結果、モラハラ妻と化してしまうこともあるのです。
まとめ:モラハラ妻の心理を知って、自覚や改善に向けた歩みを!
家庭内のことは外からは見えにくく、一人でモラハラ妻に頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。
自己肯定感の低さや、夫への不満からモラハラ妻になってしまう場合があります。
状況を改善するためにはモラハラであることを自覚してもらって、一緒に改善に向けて歩むことが必要になります。
もし離婚になった場合、親権を取るための注意点もご紹介しました。
限界を迎える前に、距離を取るなどして自分を守ることも大事ですよ。