もち麦は何歳から食べられる?もち麦のデメリット!便秘や腹痛の原因に・・・離乳食に使うならおかゆがおすすめ!押麦や胚芽米も?

食事
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もち麦は食物繊維をたくさん含んでいます。

大人は積極的に食事に取り入れたいけれど、小さな子どもは消化不良を起こしてしまう可能性があります。

もち麦を使うのは3歳を過ぎてから。早くても1歳を越えてからがよいでしょう。

栄養豊富なので、少しは離乳食に使いたい!という場合はおかゆにするなど、やわらかく調理し、量は少なめにしましょう。

腹持ちがよく、血糖値の上昇を抑えてくれるもち麦は優秀なダイエット食品です。

大人はもち麦ご飯、子どもには白米を食べさせたいときに一気に炊ける方法も紹介します。

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もち麦は何歳から食べられる?子どもにあげるなら1歳以降!できれば3歳から

もちもち、ぷちぷちとした食感が特徴のもち麦。白米に比べて食物繊維がたっぷり入っているので身体に良い食材として知られていますよね。

大人にとってもち麦は、食後の血糖値上昇を抑えたり、血中コレステロールの値を正常化するなどいいことづくめ。

でも実は子どもに与える場合は3歳頃からがよいと言われています。

1歳をすぎたら与えても良いという意見もありますが、もち麦の特徴を理解した上で使用する必要があります。

もち麦のデメリット!便秘や腹痛の原因に

食物繊維がたくさん含まれていることはメリットでもありますが、小さな子どもにとってはデメリットにもなります。

子どもは消化器官がまだ未熟です。

その状態で食物繊維たっぷりのもち麦を食べると、消化が十分にできず、便秘や下痢になってしまうことがあるのです。

身体によいと思って使った食材で、腹痛を起こしてしまっては本末転倒。赤ちゃんにもつらい思いをさせてしまいますので慎重に使うことが望ましいです。

実は我が家でも、このことを知らずに子どもが小さい頃、もち麦ご飯をあげてしまったことがあるのです。

お腹は壊さなかったものの、う○ちにもち麦がそのままでてきたのを覚えています…

消化器官の発達が未熟なことに加えて、小さいうちは咀嚼する力もまだまだ弱いです。

もち麦をしっかり消化することは難しいんだな、と感じた出来事でした。

栄養豊富なもち麦を離乳食に使うならおかゆがおすすめ!押麦や胚芽米も?

食物繊維の他にもビタミンEやマグネシウム亜鉛・鉄など、白米にはほとんど含まれていないミネラル類も含んでいるもち麦

栄養素の観点から考えると、離乳食にも取り入れたい食材です。

では3歳になるまではもち麦は与えてはいけないのでしょうか。

絶対にあげてはいけないというわけではありません。

1歳を過ぎ、だいぶ離乳食に慣れた状態であれば、もち麦は消化が難しい食材だということを理解した上で少量使うなら問題ないでしょう。

もし離乳食にもち麦を使用する場合は、やわらかく炊いておかゆにしたり白米に少量だけ混ぜて食べさせるなど、工夫ができると安心ですね。

食べたあとは子どもの様子をしっかり観察することも忘れずに。お腹の調子が悪そうだったり、変化があれば使用を中止しましょう。

また、胚芽米、押麦、大麦などもち麦以外の雑穀米ももち麦と同様に食物繊維が豊富です。同じように、工夫しながら慎重に取り入れるのがよいでしょう。

もち麦のダイエット効果とその理由

もち麦はダイエット食品としても有名ですよね。その理由の1つ目は食後の血糖値上昇を抑える効果があることです。

食物繊維が豊富なことは前述していますが、もち麦に多く含まれる水溶性食物繊維の1種である「大麦β-グルカン」が消化吸収のスピードを緩やかにし、糖質の吸収を抑えてくれます。

そのため、食後の血糖値の上昇が抑えられるのです。

理由の2つ目は腹持ちがよいこと。

もち麦のでんぷん質はほとんどがアミロペクチン。このアミロペクチンというのは複雑な構造をしているので分解に時間がかかります。
そのためすぐに消化できず「腹持ちがよい」のです。

小さい子どもがいるけれど…もち麦ご飯を大人の食事に取り入れるには?おすすめの調理法

栄養豊富でダイエット効果も高いもち麦は、日々の食事に取り入れていきたいですよね。

でも、小さい子どもにはまだ与えたくない。

大人用と子ども用を別々に調理するのもよいですが、家事に育児に忙しい中で、なるべく家族の食事を一度に用意できたらよいですよね。

そんなときは、大人用のもち麦ご飯と子ども用の白米(おかゆ)を一緒に炊いてしまいましょう。

耐熱の容器に子ども用の白米、炊飯器に大人用のもち麦ご飯をセットします。

炊飯器の中央のお米を少し端に寄せて、子ども用の白米が入った容器を真ん中に置きます。

あとはスイッチを押して炊くだけ。

子ども用と大人用のご飯が一緒に炊きあがります。

この方法をとれば、ぐっと離乳食作りも楽になりますし、大人ももち麦を取り入れることができますよ。

もち麦に関するよくある質問と回答

Q: もち麦とは何ですか?

A: もち麦とは、大麦の中でも粘りが強い「もち性」の品種の総称です。食物繊維が豊富で、ぷちぷちとした食感が特徴です1。

Q: もち麦にはどんな効果や効能がありますか?

A: もち麦には、β-グルカンという水溶性食物繊維が多く含まれています。β-グルカンには、血糖値やコレステロール値を下げる効果や、免疫力を高める効果などが期待されています2。

Q: もち麦と大麦やオーツ麦などの他の麦との違いは何ですか?

A: もち麦と大麦は同じ種類の植物ですが、もち麦はもち性品種であることが違います。大麦にはもち性品種とうるち性品種がありますが、一般的にもち性品種の方が食物繊維量が多くなっています3。オーツ麦は大麦とは別の種類の植物で、オートミールやオートブランなどに加工されています。オーツ麦にもβ-グルカンが含まれていますが、もち麦よりも少ないです4。

まとめ:もち麦は何歳から?3歳からがベスト。1歳2歳にあげるときは少量で調理法に気をつけよう!

食物繊維たっぷりで栄養満点なもち麦ですが、子どもの食事に使うには消化不良を起こさないように注意が必要です。

ダイエットにも健康にもよい、もち麦。

特性を理解した上で、上手に食事に取り入れていきたいですね。

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