カニカマを離乳食であげるのはいつから?初めてそのままあげるのはいつから?おすすめの冷凍保存方法と塩抜きの方法

離乳食
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カニカマは1歳から1歳半の離乳食完了期から赤ちゃんにあげましょう。

カニカマは栄養もあり彩りもよく、色々なメニューに使える万能食材なので『子供にも食べさせたいけど大丈夫かな?』と思うことはないですか?

今回は離乳食期の赤ちゃんがカニカマを食べても良い時期や方法と、栄養豊富な魚を手軽に取り入れられる食材についてまとめました。

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離乳食でカニカマはいつから食べても大丈夫?

カニカマ(カニかまぼこ)などの練り物は1才から1才半の離乳食完了期に食べさせても良いとされています。しかし、塩分や添加物も多く含まれています。

塩分を多く含む食材を与えると、消化機能が未熟な赤ちゃんには腎臓に負担が掛かってしまうのです。離乳食が薄味なのはこのためです。

カニカマはきゅうりやわかめと一緒に酢の物に和えたり、サラダの付け合わせや手巻き寿司、冷やし中華など夏のメニューに大活躍の食材ですよね。
何にでも使えるので、『冷蔵庫に常備しています』という方も多いのではないでしょうか?

カニカマの主な原料はスケトウダラという白身魚のすり身です。

魚のすり身に調味料や添加物を加えて作られています。

また、ほとんどのカニカマにはカニ肉は入っていないそうです!
カニカマなのに!?と思ってしまいそうですが、風味や食感、形、色など蟹の身に似せたかまぼこということですね。

カニ肉が入っていないのに、カニ肉そっくりに似せたカニかまぼこは、インスタトラーメンやレトルトカレーに並ぶ、『戦後の食品の三大発明』とも言われています。

カニカマをそのまま食べさせても大丈夫?

カニカマ、すなわちかまぼこには原料に魚のすり身が使われています。タンパク質が豊富に含まれているので栄養価が高い食品です。

またカニカマに含まれるスケトウダラには筋量を増やす効果や、卵と同等以上の良質なタンパク質であることが水産食品を扱う「ニッスイ(日本水産株式会社)」の研究で分かったそうです。

体をつくってくれるタンパク質は、積極的に摂取したい栄養素ですよね。

しかし赤ちゃんとってカニカマは、塩分が多く離乳食を食べている赤ちゃんにそのまま与えるのは避けた方が良いです。

ではいつからなら、子供にそのままカニカマをあげても良いのでしょうか。

子供がそのままカニカマを食べても大丈夫な時期は、離乳食の本には書いてありません。

でも、赤ちゃんが「えび」や「かに」にアレルギーがないことが分かったら、食べさせてもOKです。その時は、塩分や添加物が少ないカニカマを選んであげてください。

離乳食完了期にカニカマを与えるときはひと手間加えてあげましょう。そのひと手間とは?

離乳食完了期(12~18ヶ月)であれば、赤ちゃんに食べさせても良いということが分かりましたね。ですが、そのまま食べさせるのは推奨されていません。

体への影響を考えると2歳の誕生日を迎えるころまでは、加工食品を与えることはなるべく避けた方がよさそうですよね。

しかしながら、1歳を過ぎると大人の食事から取り分けて食べさせてあげたり、『お弁当の彩りに使いたいなぁ』と思う機会も増えるのではないでしょうか。

そんな時にはカニカマを塩抜きして食べさせてあげましょう。

簡単にできるカニカマの塩抜き

①:カニカマを小さく切って割く。
②:①を茶こしに入れる(味噌こしでもOK)
③:お湯を沸かした鍋で数分湯でる

これだけでOKです。

1歳から2歳の子供の一食の塩分量は1g未満が基準でカニカマは1本(15g)に対し、0.3gです。

塩抜きをしても完全に塩分が抜けるわけでは無いので他のメニューで調味料を使ったりすることを考えると1食で1本使うくらいにとどめておいた方が良さそうですよね。

カニカマは原材料に調味料や添加物など様々な物が使用されています。ときどき食べさせてあげるくらいがいいかもしれません。

カニカマって冷凍保存できるの!?離乳食で使ったカニカマが余った時は冷凍保存で活用

個人的にはカニカマを冷凍した経験がなかったので『カニカマって冷凍できるの!?』と驚きました!

カニカマの賞味期限は早くて5日、長くて10日ほどです。
あっという間に賞味期限が来てしまいますよね。
少しだけ使いたい時には冷凍保存をして活用しましょう。

カニカマの冷凍方法

1本づつフィルムに巻かれているものは冷凍できる保存袋にフィルムを付けたまま入れるだけ!
この時、冷凍焼けを起こさないために、しっかりと空気は抜いてください。

これで冷凍庫で1ヶ月程は保存がききます。

使うときには3~4時間、冷蔵庫に入れて解凍しましょう。

解凍後は、生のままではカニカマの食感は損なわれますが、加熱して調理すればさほど気になりません。

参考にしてみてくださいね。

魚の栄養素を手軽に離乳食で取りたいときのおすすめ食材!しらす干しやツナ缶を使ってみましょう。

カニカマはたんぱく質が豊富で栄養価の高い食べ物ですが、塩分や添加物が多く、食べ始める時期や食べさせ方に注意が必要です。

カニカマの原料にもなっている魚は体を強くするタンパク質をはじめ、頭が良くなるDHA歯や骨を丈夫にするカルシウム視力がよくなるタウリン、他にもEPAビタミンコラーゲンなどが含まれていて栄養バランスの優れた食べ物なのです。

ですから、大人も子供も積極的に取り入れたい食材ですよね。

では、離乳食期の赤ちゃんが食べられて、なおかつ手軽にタンパク質をしっかりとれる他の魚食材は無いかな?と疑問に思ったので調べてみました!

しらす干し

しらす干しはイワシの稚魚を塩水で茹でて軽く乾燥させたものです。
離乳食期には与えやすく、塩抜きをして離乳食初期(5~6ヶ月)から与えても良い食材です。

ツナ缶

ツナ缶はかつおやまぐろを水煮缶やスープ缶、オイル漬け缶にしたものです。離乳食期にはくせがなく、油分の少ない「まぐろのツナ缶」がおすすめです。
ツナ缶は 離乳食中期の7、8ヶ月から食べさせても良いとされています。しらす干しと同じく、離乳食に使う場合は塩抜きをして使いましょう

さけフレーク

さけは離乳食中期から食べさせても良いとされています。ですがスーパーなどで流通している、さけフレークは塩分が多く含まれています。赤ちゃんに与えるときは無塩の物を選びましょう。

魚肉ソーセージ

魚肉ソーセージもカニカマと同じく魚のすり身で作られた加工食品です。離乳食完了期の1歳から1才半であれば塩抜きをして食べさせても良いです。

手軽に魚の栄養を取りたいときは、しらす干しかツナ缶が扱いやすいです。

塩抜きのひと手間は必要ですが、しらす干しは冷凍させることもできるので積極的に取り入れていけるといいですね。

まとめ:カニカマを離乳食で赤ちゃんにあげるのは完了期(12~18ヶ月)から

カニカマは栄養価の高い食材で、一歳半を過ぎたころから与えることができます。

ですが、塩分や添加物が多いため、塩抜きをして食べさせてあげましょう。

また、魚は栄養バランスの良い食材なので、積極的に離乳食に取り入れていきましょう!

離乳食のカニカマQ&A3選

Q1: 離乳食期にカニカマを食べさせるときはどうやって塩抜きするのですか?

A1: カニカマを小さく切って茶こしに入れ、お湯で数分湯でると塩抜きできます。

Q2: カニカマの原料は何ですか?

A2: カニカマの主な原料はスケトウダラという白身魚のすり身です。カニ肉はほとんど入っていません。

Q3: 離乳食期に魚の栄養を手軽に取り入れる方法はありますか?

A3: しらす干しやツナ缶などがおすすめです。塩抜きをして離乳食初期から食べさせても良い食材です。

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