カニカマは何歳から食べれる?アレルギーの可能性と栄養を解説!1歳にそのままあげていい?カニカマと卵を使った離乳食レシピ

食事
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お手頃に手に入るカニカマ。サラダに入れたり、そのまま食べたりカニカマっておいしくて便利な食材ですよね。

そんなカニカマは何歳から食べられるのでしょうか?子どもに与える場合の下処理などご紹介します。

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カニカマは何歳から食べられる?どんな注意点がある?

カニカマをはじめとした、かまぼこやちくわなどの練り物を初めて与えるときは1歳半~2歳を過ぎてからが望ましいです。

カニカマは大人の味覚に合わせて作られているので、濃い目の味付けとなっています。子どもが食べるには塩分が多く、また添加物が含まれていることもあります。

無添加のカニカマもあるので、できるだけ添加物の使われていないものを選びましょう。

また離乳食完了期(12~18ヶ月)の赤ちゃんの1日当たりの塩分量は3g未満が目安です。
与えるときは塩抜きをして、少量(スプーン1さじ)から様子をみてはじめてみましょう。

カニカマなどの練り物は製造過程で加熱されていますが、免疫力の弱い赤ちゃんには再加熱して与えるようにしましょう。再加熱によって食中毒の予防にもなります。

カニカマはアレルギーがでる可能性あり。甲殻類アレルギーは要注意

カニカマにはカニエキス(かに抽出物)が入っています。重度の人は注意する必要がある食材のひとつです。

なかにはカニを一切使用していないカニカマを開発している製造会社もあるようです。甲殻類アレルギーでお困りの方には朗報ですね。

また小麦・大豆といったアレルギーになりやすい原材料を使用したものもあるので、食品成分表には目を通したほうが安心です。

はじめてカニカマを与えるときは、アレルギーの症状が出た場合にもすぐにかかりつけの病院に診てもらえるよう、平日の午前中に食べさせるほうがよいでしょう。

高たんぱく質・低脂質!カニカマの栄養素を知ろう!

カニカマってなにから出来ているのでしょうか?

商品によって違いはあるのですが、カニカマの主な原料はスケトウダラという白身の魚です。そのすり身に卵白や食塩、そしてカニ風味が加えられ練り上げて作られています。

カニカマの注目される栄養素をみてみましょう。
カニカマに含まれているたんぱく質は、100gあたり約12g。
魚由来のたんぱく質はアミノ酸が含有していることもあり体に良いとされています。

また脂質が低いことも注目されています。脂質は100gあたり0.5g。これははんぺんなどほかの練り物と比べると、約1/2も低い数値となっています。

カニカマは脂質が少なくヘルシーな食材であることがわかりますね。

ただ塩分を多く含んでいるので注意が必要です。製品によっては塩分カットしたものもあるようなので、上手に取り入れるといいでしょう。

離乳食完了期向けのカニカマレシピ

1歳半~2歳を目安としたカニカマのレシピをご紹介します!
いずれも下処理として塩抜きをしてから調理するのがおすすめです。

カニカマのたまごやき

【材料】(1回分)
・カニカマ 4本
・たまご 2個
・牛乳 大さじ1
・片栗粉 小さじ1
・塩 適量

【作り方】
①:カニカマを食べやすいサイズに細かく刻み、塩抜きをする。
②:たまご、牛乳、片栗粉、塩を混ぜ合わせて①を合わせ混ぜる
③:フライパンに油を少しひき、温まったら②を流しいれる。ふんわり仕上げるため、焼きながら菜箸などでゆっくり大きくかき混ぜる。
④:焼き色がついてきたらひっくり返し、蓋をしてこんがり焼け上げる。

【ポイント】
カニカマの塩抜きはそのまま茹でるより、細かく切った方が効率よく塩抜きができるのでおすすめ。その際、茶こしを利用すると水気も簡単に切ることができ便利です。やけどには十分注意しましょう。

カニカマとふんわりたまごの中華スープ

【材料】(こども1人、大人2人分)
・カニカマ 3~4本
・乾燥カットわかめ 大さじ1
・たまご 1個
・水 2と1/2カップ
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
・塩 適量

【作り方】
①:カニカマは細かく刻んで塩抜きしておく。わかめを水で戻す。鍋に水を入れ、沸いたらわかめを入れて弱火で2~3分煮る。そこへカニカマも入れる。
②:ぐらぐら沸いているところに、溶いたたまごを加え、ふんわりと火を通す。火が通ったら子ども用に取り分ける。
③:大人用には鶏がらスープの素を加え、塩で味を調えて完成。

【ポイント】

彩り豊かなカニカマを使ってお弁当も華やか!子どもも喜ぶお弁当おかず
カニカマのきれいな赤は食欲をそそりますよね。便利なカニカマをお弁当の彩りに使ってみましょう!

カニカマのさくさくフライ

【材料】
・カニカマ 1パック
・天ぷら粉、水 各適量

【作り方】
①:天ぷら粉に水を混ぜ合わせ、衣をつくる。
②:カニカマを①にくぐらせ、衣を薄めにつける。180℃に熱した揚げ油で揚げる。

【ポイント】
衣がはがれやすいので、冷めてから一口サイズに切り分けましょう。

カニカマを加熱なしでお弁当にいれると食中毒のおそれがあります。小さいこどもには加熱したものをお弁当にいれると安心です。

まとめ:カニカマは何歳から?1歳半~2歳です

手軽においしく食べられるカニカマ。彩りもよく家計にも大助かりな食材のひとつですね。

しかし小さな赤ちゃんや子どもには注意が必要な場合があります。塩分や添加物、アレルギーに配慮して少量ずつ与えましょう。

料理の華やかさやたんぱく質を手軽に摂れる食材として、上手に取り入れられるといいですね。

子どものカニカマQ&A3選

Q1:カニカマはどんな原料から作られているの?

A1:カニカマの主な原料はスケトウダラという白身の魚です。そのすり身に卵白や食塩、そしてカニ風味が加えられ練り上げて作られています。

Q2:カニカマに含まれる栄養素は何が注目されているの?

A2:カニカマに含まれる栄養素はたんぱく質と脂質が注目されています。たんぱく質は100gあたり約12gで、魚由来のたんぱく質はアミノ酸が含有していることもあり体に良いとされています。脂質は100gあたり0.5gで、ほかの練り物と比べると約1/2も低い数値となっています。

Q3:カニカマを与えるときの注意点は何があるの?

A3:カニカマを与えるときの注意点は塩分や添加物、アレルギーです。塩分は子どもが食べるには多く、添加物も含まれていることがあります。無添加のものを選んだり、塩抜きをしたりして与えましょう。アレルギーはカニエキスや小麦・大豆などが原因になることがあります。食品成分表を確認したり、初めて与えるときは様子を見たりして注意しましょう。

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