離乳食初期(5~6ヶ月)から使えるかぼちゃですが、お子さまが小さいうちは、なるべく手間をかけずに離乳食作りができるといいですよね。
ブレンダーを使えば簡単にかぼちゃペーストが作れます。
皮むきはレンジを使えば簡単にできます。
かぼちゃペーストや冷凍かぼちゃなど便利な市販品も活用しましょう。
離乳食に慣れてきたら、手づかみ食べに挑戦してもよいですね。
さらに離乳食が進んできたらかぼちゃのそぼろ煮など、大人の食事から取り分けができますよ。
ブレンダーで簡単に離乳食ストック!裏ごしなしでできるかぼちゃペーストの作り方
離乳食初期(生後5〜6ヵ月)からでも使用できるかぼちゃ。
加熱すればやわらかく、味付けをしなくてもやさしい甘さがあるのでよく食べてくれる赤ちゃんも多いです。
フォークで潰して裏ごしして…という方法もありますが、日々赤ちゃんのお世話をしながらその作業をするのは骨が折れます。
ブレンダーを使えば、簡単にかぼちゃのペーストを作ることができますよ。
かぼちゃの種とワタを取り除き、皮を削いで、一口大にカットします。
鍋にカットしたかぼちゃとかぼちゃが全て浸る程度の水を入れ、煮ます。
柔らかくなったら、なめらかになるまでブレンダーをかけるだけ。
かぼちゃによって水分量が異なるので、モサッとする場合は水を足して丁度いい滑らかさになるように調節してください。
ペーストはお粥に混ぜたり、他の食材と合わせるのも簡単で、アレンジがききます。
ブレンダーで一気に作って冷凍しておくと日々の離乳食作りが少し楽になるかもしれません。
離乳食作りのコツ!かぼちゃの皮剥きはレンジで簡単に
かぼちゃは、ビタミンや食物繊維など栄養価も高く、積極的に離乳食に取り入れたい食材です。
でも皮が硬くて剥くのに力が必要で、とても大変。なかなか包丁の歯が入らない、なんてこともありますよね。
無理に包丁で剥こうとすると、ケガをしてしまうかもしれません。
そんなときはレンジを活用しましょう。
レンジを使えば安全に皮を剥くことができます!
丸ごとのかぼちゃがある場合は、まず半分に切り分けましょう。
まわりをさっと洗ってそのまま2〜3分レンジにかけます。
包丁が入りやすくなり、簡単に半分に切り分けることができます。
丸ごと一気に使うことは少ないと思いますので、カットした半分は種とわたを取り除いてピッタリとラップをし、野菜室で保存しましょう。
もう一方のカットしたかぼちゃは、種とワタを取り除き、軽く水をかけ、ラップをして再びレンジ加熱します。
約3分レンジで加熱後、冷めてから包丁で削ぐように皮を剥いてみましょう。
すっと刃が入り、とても剥きやすくなりますよ!
離乳食には市販のかぼちゃペーストや冷凍かぼちゃも活用しましょう
ブレンダーを使ってペーストを冷凍保存しておくのもよいですが、お子さまが小さいうちは少しでも時短したいですよね。
離乳食用のかぼちゃペーストや大人の食事にも使いやすい冷凍かぼちゃなどが販売されています。
離乳食用のペーストには瓶タイプやパウチのものもありますが、私のおすすめはポーションタイプです。
「北海道のかぼちゃペースト(CO・OP)」は1個10gで丸く成形されたものがたくさん入っており、特に離乳食初期(5~6ヶ月)や中期(7~8ヶ月)のまだあまりたくさん食べない時期には重宝しました。
またこちらの商品はペーストよりも少しあら目の「北海道のうらごしかぼちゃ(CO・OP)」もあり、時期に合わせて使い分けることができ、非常に便利でした。
冷凍かぼちゃはオーガニックで国産かぼちゃを使用したものもありますので、安心して使える商品を選びましょう。
冷凍かぼちゃは離乳食だけでなく、大人の食事にも使うことができるので冷凍庫にあると安心です。
9ヶ月、10ヶ月頃からは手づかみ食べに挑戦!手づかみで食べやすいかぼちゃスティックの作り方
手先が器用になってきて、物を掴めるようになってきたら手づかみ食べに挑戦してみましょう。
3種類のかぼちゃスティックをご紹介します。
1つ目は、そのままスティックです。
かぼちゃを1cm×1cm×4cmスティック状にカットし、レンジで柔らかくなるまで加熱します。
2つ目は、スティックおにぎりです。
炊いたご飯に、つぶしたかぼちゃを混ぜて、ラップを使って細長いおにぎりにします。
3つ目は、おやきスティックです。
柔らかくつぶしたかぼちゃに片栗粉を混ぜ、棒状に成形し、フライパンで焼きます。
スティックにすると掴みやすく、たくさん食べてくれますよ。
おやきやおにぎりには、さらに他の食材を混ぜても栄養満点になっていいですね。
離乳食後期、完了期のかぼちゃの取り分けレシピ
かぼちゃの代表的な料理の1つに、「かぼちゃの鶏そぼろ煮」があります。
この料理から、離乳食後期(9~11ヶ月)・完了期(12~18ヶ月)に適した取り分け方をご紹介します。
離乳食後期はカミカミ期ですので、柔らかく煮たかぼちゃを食べることができます。
だし汁も使うことができるので、だし汁で柔らかく煮たかぼちゃを取り分け、小さめにカットして離乳食の一品にしましょう。
離乳食完了期は鶏そぼろも使用できます。
煮えたかぼちゃを取り出し、鶏そぼろの餡を薄めたものをかけます。
完了期になれば、調味料も薄味にすれば使えますので、工夫すれば多くの料理から取り分けができます。
まとめ:かぼちゃの離乳食はブレンダーでカンタンにストック
忙しい子育て中でも、ブレンダーを使ったり、工夫をすることで、手軽にかぼちゃの離乳食を作ることができます。
離乳食に慣れてきたら手づかみ食べレシピや取り分けレシピを活用してもいいですね。
やさしい甘さがあり、栄養価の高いかぼちゃはどんどん離乳食に取り入れていきたいですね。
かぼちゃ離乳食のQ&A3選
Q.ブレンダーでかぼちゃペーストを作るとき、水はどのくらい入れるべきですか?
A.かぼちゃによって水分量が異なるので、モサッとする場合は水を足して丁度いい滑らかさになるように調節してください。
Q.手づかみ食べのおやきスティックは、片栗粉以外にも何か混ぜることができますか?
A.はい、おやきスティックには他の食材を混ぜても栄養満点になります。例えば、チーズやツナ、ひじきなどを加えてみてください。
Q.離乳食完了期のかぼちゃの鶏そぼろ煮は、どんな調味料を使っていますか?
A.鶏そぼろ煮は、だし汁、醤油、みりん、砂糖を使っています。離乳食完了期(12~18ヶ月)には薄味にすれば調味料を使っても大丈夫ですが、お子さまの好みに合わせて調整してください。