熱性けいれん予防に使用をするダイアップ坐薬ですが、いざ使う時「どうやって使うんだっけ?」と迷うこともあるのではないでしょうか?
さらに、ダイアップ坐薬は2回使用するように医師から説明を受けると思いますが、2回目の使用タイミングや忘れた時の対処法も困りますよね。
この記事では、ダイアップ坐薬の2回目の使用は必要なのか、使用する時間を過ぎてしまった場合の対処法について紹介をしているので参考にしてみてくださいね。
ダイアップ坐薬は2回目も必要?忘れたら効果がなくなるの?
ダイアップ坐薬は、基本的に2回使用するお薬なので、2回目も必要になります。
まず基本的な使用方法を紹介しますね。
発熱が37.5℃を超えたらできるだけすぐに1回目を使用をします。そして1回目から8時間後に2回目を使用することが基本とされています。
なぜなら、熱性けいれんは発熱後24時間以内が発症しやすいのですが、2回使用することによって24時間熱性けいれんを予防できると言われているからです。
以上の理由から、基本的に2回目も必要になるので、忘れないようにしましょうね。
2回目のダイアップ坐薬は熱が下がったら使わない方がいい?
ダイアップ坐薬1回目使用後、2回目を使用する前に熱が下がったらダイアップは使用しない方がいいのではないかと思いますよね。
医師によっては、ダイアップを1回目使用した後、8時間後に発熱が続いていなければ2回目を使用しなくてもいいと言われることがあると思います。
しかし、ここで注意なのが8時間後に熱が下がっても、もしかすると9時間後や10時間後に再度発熱してくる場合がありますよね。そんなときのために、熱が下がっていても2回目を使用する方が安心なので、2回目を使用することを推奨されている医師も多いんですよ。
ただし、気をつけなければいけないのが、2回目使用後発熱が続いていても3回目は使用してはいけません。(医師の指示で3回目使用する場合があります。)
ダイアップ坐薬は2回目までの使用が基本だと覚えておいてくださいね。
ダイアップ2回目で8時間過ぎたらどうなる?知恵袋で見つけた対処法とは?
ダイアップ1回目の使用時間によっては、2回目の使用時間が夜中になってしまったり忙しくしていて、使用を忘れてしまうこともありますよね。
そんな時、どうすればいいのか迷うと思ったので、Yahoo!知恵袋で調査をしましたので参考にしてください。
まず、過ぎた時間が1時間程度であれば、すぐに2回目を使用してください。そこまで予防効果に影響は出にくいと考えられます。
しかし、1時間以上大幅に忘れていた場合は、まず医師の指示を仰ぐことが1番安心です。
時間によっては、また1回目からやり直しになる場合もあるそうなので、必ず確認をしましょう。
もし夜間で、かかりつけ医に連絡が付かない場合は、#8000に電話をするのがおすすめですよ。
#8000は夜間・休日に小児科医や看護師に直接子供の症状についてわからないことを聞ける電話相談なので、覚えておきたいですね。
ダイアップの2回目は何時間後に使うのがベスト?7時間?10時間後?12時間後?
ダイアップ坐薬の2回目は1回目使用の“8時間後”に使用することがベストです。
この使用方法をしっかり守ることで、発熱から約24時間熱性けいれんを予防することが出来ると言われているんですよ。
これは、実際にデータでしっかり確認がされています。
熱性けいれんは、発熱後24時間以内に起こることが多く、ダイアップ坐薬を上記の通り使用することで、熱性けいれんの発生率を約70%軽減してくれるのでとても効果が高いですよね。
1度お子様が熱性けいれんを起こしていると、また熱性けいれんが起こってしまうかもしれないと、とても不安になりますよね。
しかし、「ダイアップ坐薬は1回目使用後、8時間後に2回目を使用する」ということを忘れずに正しく使用すれば、発熱後24時間は高い確率で予防をしてくれるので、安心ですね。
ぜひ、「2回目は8時間後」と覚えておいてくださいね。
2回目のダイアップ坐薬を熱がないのにやっても大丈夫?平熱・微熱では?
結論としては、熱がなくて(平熱・微熱)も2回目のダイアップ坐薬を使用しても大丈夫です。
むしろ、2回目使用を推奨している医師もいるんですよ。
しかし、できれば薬をそんなに使いたくないし、使わない方が良いのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。
なので、熱が下がった時2回目のダイアップ坐薬を使っていいのか不安になりますよね。
熱性けいれんは発熱から24時間以内に発症する可能性が高いですが、ダイアップ坐薬を1回使用するだけでは、24時間熱性けいれんを予防することは出来ないんです。
しっかり2回使用することで、発熱から24時間の熱性けいれん発症を予防してくれます。
なぜ、1回目ダイアップ坐薬使用後熱が下がっても、2回目の使用を推奨している医師がいるのかというと、小さい子供の発熱は1度下がってもまたぶり返すことがよくあるんです。
特に解熱剤も一緒に使った場合、解熱剤の効果で一時的に熱が下がっている可能性もあります。
もし、1回目から8時間後の2回目を使用せずに、その後発熱した場合の熱性けいれんが発症してしまう可能性があります。
このように、再度発熱した場合の事を考えると、1回目ダイアップ坐薬使用後熱が下がったとしても、2回目のダイアップ坐薬を使用した方が安心だと思いますよ。
まとめ
この記事では、ダイアップ坐薬の2回目の使用について、以下のような疑問に答えました。
- ダイアップ坐薬は2回目も必要?忘れたら効果がなくなるの?
- 2回目のダイアップ坐薬は熱が下がったら使わない方がいい?
- ダイアップ2回目で8時間過ぎたらどうなる?知恵袋で見つけた対処法とは?
- ダイアップの2回目は何時間後に使うのがベスト?7時間?10時間後?12時間後?
- 2回目のダイアップ坐薬を熱がないのにやっても大丈夫?平熱・微熱では?
ダイアップ坐薬は、発熱から24時間以内に起こりやすい熱性けいれんを予防するために、1回目使用後8時間後に2回目を使用することが基本です。
しかし、使用方法やタイミングに迷うこともあると思いますので、この記事を参考にしてくださいね。