「カリフラワー」と聞くと、聞いたことはあるし食べたことはあるけど、調理はしたことはないな…という方多いのではないでしょうか。
「離乳食としてカリフラワーは使えるの?」
「ブロッコリーと似ているけど調理方法は同じ?」
「近所のスーパーには売っていないから利用できない。」
そんな悩みを抱えている方必見です!カリフラワーのことを知って、離乳食に使う食材の幅を広げていきましょう!
カリフラワーの離乳食はいつからあげていいの?
カリフラワーは離乳食『初期』から与えても大丈夫です。
お粥をしっかりゴックンできる赤ちゃんなら、与えても問題はありません。
カリフラワーはモコモコとした“花蕾”の部分と“茎”の部分がありますが、初期・中期は花蕾の部分を使用しましょう。赤ちゃんの歯が生えて、カミカミゴックンできるようになれば、繊維の多い茎をあげることができます。初めて与える場合は、必ず小さじ一杯からはじめてください。
カリフラワーは味のクセもなく、栄養豊富!ビタミンC・食物繊維が含まれていて、是非とも離乳食として取り入れたい食材ですね。特にこのビタミンCは加熱に強いため、加熱必須な離乳食にはもってこいの食材と言えるでしょう。
カリフラワーの加熱時間
加熱方法は2通りあります。
①お湯で茹でる
②電子レンジで加熱する
それぞれの加熱時間を説明していきます。
【初期・中期】花蕾のみ使用します。※花蕾(からい※てっぺんのふさふさのところ)
①小房に分けて約8分
②小房に分けて600W約3分(量により適宜調整が必要です)
加熱後は、穂先のみ包丁でそぎ切ります。
※茎が入らないように注意してください
【後期・完了期】花蕾と茎を使用します。
①小房に分けて約8分
②小房に分けて600W約3分(量により適宜調整が必要です)
※茎も使用するため、茎がしっかり柔らかくなっているか確認してください。
カリフラワーはスーパーに売ってない?!
カリフラワーが離乳食に使えることも、加熱時間もわかったけど、近所のスーパーに売ってない…。
カリフラワーは11~3月頃が旬の冬野菜ですが、他の野菜と同様一年中流通しています。かといって、どこのスーパーにも売っている食材ではありませんよね。
そこでおススメなのが、こちらの商品!
お米のかわりに食べるカリフラワー -イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ) – イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ)
こちら、すでに細かく刻まれているので、刻む必要がありません。離乳食で少しだけカリフラワーを加えたい…そんな時に適量加えられるのでとても便利です!
冷凍食品なので、すぐ腐るという心配もありません。初期・中期でも、フードプロセッサーを使って細かくすれば、与えることができます。後期・完了期になると、電子レンジで温めてそのまま使用できます。
【初期・中期】カリフラワーを使った簡単レシピ
花蕾(からい※てっぺんのふさふさのところ)のみを使用して、トロトロにするのがポイント!トロトロにすると、赤ちゃんが飲み込みやすくなります。
【カリフラワーのペースト】
▶作り方
①カリフラワーを小房に分け、よく洗う
②沸騰したお湯で約8分加熱する
③花蕾をそぎ切りにする
④ブレンダーに少し茹で汁を足してペースト状にする
⑤ペースト状にしたものを小鍋に入れて、少量の水溶き片栗粉でトロみをつける
⑥ストックするには、小分けにして冷凍
冷凍保存する時、とくに初期はジップロックがおススメ!
初期は小さじ1の量から徐々に増やしていきますが、ごく少量の冷凍保存って難しくないですか?
ジップロックにカリフラワーペーストが平らになるように入れて封を閉じます。この保存の方法は、離乳食に使いたいときに、ほしい分だけパキッと折って解凍できます。
中期は、色々な食べ物に挑戦している時期なので、その食材とカリフラワーペーストを混ぜるといいですよ。
例えば、しらす(ペーストにしたもの)とカリフラワーペーストを混ぜれば1品完成です!
カリフラワーを食べなくなった子どもに作りたいレシピ
「食べなくなった…。」
離乳食がだんだん進んでくると出てくる悩みです。何でも食べてくれる子どもならいいのですが、そううまくいきませんよね。私の子どもも大きくなるにつれて好き嫌いがでてきました。
そこで!カリフラワーを食べない子どもにバレない、カリフラワーレシピを紹介します(後期以降向け)。
【カリフラワーを使った豆腐ハンバーグ】
▶材料
豆腐(木綿でも絹でもOK)…150g
鶏ひき肉…150g
カリフラワー(細かく切ったもの)…好きな量
片栗粉…大さじ2
塩・こしょう…少々(なくてもOK)
▶作り方
①カリフラワーは柔らかくしたものをかなり細かく切っておく
②すべての材料を混ぜる
③油を薄くひいたフライパンに、ハンバーグのタネをスプーンですくってのせる(月齢にあわせた大きさで)
④片面を弱火で焼き目がつくまで焼く
⑤ひっくり返して少し水を足し、蓋をして弱火で蒸し焼き
⑥できあがり!
豆腐ハンバーグは比較的白いので、カリフラワーが目立ちません!ハンバーグなら手づかみ食べもできるし、外出時のちょっとしたおやつにもできます。
まとめ
カリフラワーは離乳食初期から使える材料です。栄養満点でクセがないので、離乳食の食材としてはかなり使いやすい野菜です。
近所のスーパーに売っていないという方は、ぜひ冷凍食品を使用してください!ネットでも売っています。細かく切られている冷凍食品だと、手間いらずで忙しい時に大活躍です。
これからの離乳食にカリフラワーを取り入れて、子どもとおいしい食事の時間を過ごしましょう!