ケーキは何歳から食べていい?市販のケーキはいつから食べられるの?赤ちゃんや幼児にあげるホットケーキやプリンは何歳からOK?

食事
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甘くて美味しいケーキ、お祝いの時は可愛くデコレーションしたり、イベントを楽しみたいけど、小さい子どもたちにケーキは食べさせるのは何歳からOKなのか気になるパパママは多いはず。

市販のケーキはおおよそ3歳ころから食べても大丈夫と言われています。

この記事では以下のことを紹介します。

  • ケーキに潜む危険性
  • 市販のケーキを食べる時の注意点
  • ホットケーキミックスは何歳から使えるか
  • プリンは何歳から食べられるか、手作りプリン3種レシピ
  • 簡単ケーキレシピ4種

レシピでは調理師で食育インストラクターのわたしが実際子どもたちに用意していたケーキを

  • 離乳力後期頃
  • 1歳〜1歳半頃
  • 1歳半〜2歳頃
  • 2歳以降

の年齢別にご紹介します。

赤ちゃんが安心して食べられるということは、低脂質で低糖質なものが多いんです。

つまりダイエットしているママたちにもオススメ!

家族みんなで同じものを楽しく食べて、さらにダイエット中でも罪悪感なく美味しく食べられるなんて嬉しいですよね。

手作りは手間かと思えば案外簡単で買うより安上がりなので、このあと紹介するレシピをぜひ試してくださいね。

なお作る際はお子様の発達具合やアレルギーの有無に気をつけてくださいね。

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ケーキは何歳から食べていい?ママが知っておきたいケーキのメリットや危険性

多くの赤ちゃんはおよそ生後5〜6ヶ月に離乳食を始めます。

いろいろな食材になれる時期なのでケーキを食べるのは早くても1歳以降といえます。

ケーキに潜む危険性

ケーキの材料にはたくさんの砂糖(ほぼ白砂糖)を使いますので

  • 虫歯になりやすい
  • 胃腸への負担
  • 睡眠のリズムが乱れる
  • 依存性がある
  • うつや不安など精神衛生上の問題をひきおこしやすい
  • 白砂糖のような精糖を日常的に摂取すると食物繊維の摂取量が少ない傾向にあるため便秘になりやすい
  • 肌の不調やしわ増加のリスクが高まる

などといったデメリットが挙げられます。

ではメリットはどうでしょうか?

ケーキを食べることで得られるメリットは

  • 満足感、多幸感が得られる
  • リフレッシュできる
  • 集中力が高まる
  • 栄養を補給する
  • 糖分の吸収がはやい

などが考えられます。

小さい子どもにとってはまわりと同じものを食べることで満足感を得られたり、少食な子がケーキなら食べることができるとなると栄養を少しでも補給できて助かる面もありますね。

しかし、やはり食べ過ぎてしまうとデメリットの方が多いので与える量には注意が必要です。

市販のケーキは何歳から食べられるの?子どもに与えるときの注意点

赤ちゃん用ではない市販のケーキは3歳ころからならOKでしょう。

もしもそれ以前に食べる場合は以下を注意しましょう。

市販のケーキを食べる時の注意点

  • 原材料で添加物やアレルギー、洋酒がつかわれていないかを確認する
  • クリームを取り除く
  • 少量にする
  • 歯磨きをしっかりする

ただ2歳前後から始まる「イヤイヤ期」という難しい時期に、せっかく買ったケーキの見た目が変わっていると、クリームをとられた!すくない!と大泣きして大騒ぎしまうケースもあるでしょう。

子どもと一緒に作ろう!

  1. スポンジはサンドイッチ用食パンを丸くきったり型抜きしたものに変える
  2. 自分の好きなフルーツを好きなようにのせる(お菓子も少しならのせてもいいでしょう)
  3. クリームは水切りヨーグルトに少量の甘味料を混ぜる

などをするだけでケーキになりますよ。

自分で作るというのは子どもたちは楽しくて特別感もあります。

おすすめの作り方

  1. 割れない透明容器にパフェのようにスポンジ(食パン)やフルーツ、クリーム(水切りヨーグルト)を重ねる
  2. ママの分も作って〜とお願いする
  3. 自分でやらせる

容器に重ねるだけで可愛いし、小さい子でも食べやすくなります。

自分の分を作るだけではなく他の人の分を作ってもらうのもおすすめ。任されたことを喜んで、楽しく作ってくれるでしょう。

キッズ包丁はセリアで¥110で手に入るので、柔らかいバナナを切る工程をさせてみるのもいいですよ。

ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね。

ホットケーキは何歳からOK?赤ちゃんや幼児に与えるときのポイント

市販のホットケーキミックスは赤ちゃん用商品でなければ大人用に作られていますので、糖分が多く、添加物も気になりますので、できれば避けたいところです。

食べさせる時は以下の3点に気をつけましょう

  • 1歳以降で少量にする
  • 甘いものへの依存性
  • アレルギー

小さいうちから甘みの強いものを食べさせるのは、甘いものに依存してしまう危険があります。

また小麦粉を使っていますし、実際家庭で作る際は卵や牛乳も使いますので、アレルギーにご注意ください。

ケーキミックスはホットケーキを作る以外でも色々と使えて便利なものなので、うまくつきあっていきたいですね。

プリンは何歳からOK?子どもに人気の手作りプリンのレシピをご紹介

プリンを離乳食で取り入れるのは離乳食後期がおすすめです。簡単に作れるプリンを3つご紹介します。

  • 卵と牛乳(ミルク)のプリン
  • かぼちゃプリン
  • レンジで簡単パンプディング

卵と牛乳(ミルク)のプリン

<材料>

  • 卵 1個
  • 牛乳もしくはミルク 100cc
  • 砂糖 小さじ1/2

<作り方>

  1. 卵を割り卵白をしっかり混ぜます
  2. 牛乳(ミルク)と砂糖も入れて混ぜる
  3. 漉し器で漉しながらココット型に流し入れる
  4. フライパンや鍋に布巾を敷き、その上にココットを乗せる
  5. ココットの下1/3が浸るくらいの水を入れて沸騰させる
  6. 沸騰したら弱火にし蓋をして3〜5分加熱
  7. 3分経ったら鍋から取り出し、固まっていたら冷まして出来上がり

かぼちゃプリン

<材料>

  • 牛乳 100cc
  • 加熱してマッシュしたかぼちゃ 50g
  • (砂糖 かぼちゃの甘みが弱ければ少量足す)
  • 卵 1個

<作り方>

  1. 卵をよく溶き牛乳を加えてよく混ぜる
  2. マッシュしたかぼちゃを加えよく混ぜる
  3. ざるや漉し器で漉してなめらかにする
  4. ココット型などの耐熱容器に流し入れる
  5. フライパンに布巾を敷きココット型を入れした1/3が浸るくらいのを入れて沸騰させる
  6. 弱火で3〜5分加熱する
  7. 固まっていたら冷まして出来上がり

レンジで簡単パンプディング

<材料>

食パン 8枚切り1/2枚

卵 1/2個

牛乳 100cc

砂糖 小さじ1/2

<作り方>

  1. パンのミミは取り除き、1cmの角切りにし、耐熱容器にいれる
  2. 卵は白身を切るようにしっかりと溶き、牛乳を加えよくかき混ぜる
  3. 漉し器などで漉しながらパンの入っている容器に流し入れる
  4. ふんわりとラップをし、600Wで1分加熱する
  5. 固まっていたらさまして出来上がり

プリンは卵とお砂糖、牛乳の3つあれば作れます。

調理は電子レンジやフライパンや鍋で蒸したりと簡単。

栄養豊富なおやつをぜひ手作りしてみてくださいね。

《注意》容器の深さや入れる量で加熱時間が変わります。

固まっているのを確認して、しっかり冷まして食べさせてください。

ケーキは子供にもOK?親子で楽しめる手作りケーキのレシピをご紹介

市販のケーキはお砂糖がたっぷりで小さい子にはNG!しかし手作りであればおおよそ離乳食後期頃から食べることはできます。

4つのおすすめレシピを紹介します。

形を変えたり、デコレーションしたらとっても可愛いケーキの出来上がりです!ぜひ作ってみてくださいね。

  • 離乳力後期頃(フレンチトースト)
  • 1歳〜1歳半頃(バナナケーキ)
  • 1歳半〜2歳頃(おから蒸しケーキ)
  • 2歳以降(米粉チョコ蒸しケーキ)

 《注意》 おから蒸しケーキで使うおからパウダーはスーパーにもおいてありますが粉が粗めなので、よりケーキっぽさが欲しければamazonや楽天で超微粉タイプを購入するのがおすすめです。

そしておからパウダーは水を加えて生のおからのように使えますし、食物繊維が豊富で低糖質です。ダイエットするママにも強い味方ですので買って損はないですよ。

もし消費に困ったら、ハンバーグや餃子のタネに入れ込んだりして使ってみてくださいね。

離乳力後期頃(フレンチトースト)

<材料>

  • プレーンロール 2/3個
  • (または食パン8枚切り半分)
  • 卵 1/2個弱
  • 牛乳 大さじ2
  • 油(またはバター) 少々

<作り方>

  1. 卵、牛乳をよく混ぜておく。
  2. パンは厚さ1cmの輪切りにし、食べやすく切る。
  3. 2.を1にひたし、油を熱したフライパンで両面をじっくり焼く。

1歳〜1歳半頃(バナナケーキ)

<材料>

  • バナナ 15g
  • ホットケーキミックス 大さじ2
  • 牛乳 大さじ1と1/2
  • 油やバター 少々

<作り方>

  1. バナナを小さく切る
  2. ホットケーキミックス、牛乳、1でカットしたバナナを混ぜて、フライパンで両面をこんがり焼く

1歳半〜2歳頃(おから蒸しケーキ)

※おからパウダーは1回あたり10gがこの時期の子どもの目安の摂取量です。

召し上がる際は水分をしっかり摂ってください。

<生地材料>

  • おからパウダー 10g
  • 砂糖(他の甘味料でも可) 15g
  • バターかオイル 5g(なくても可)
  • バーキングパウダー 3g
  • 牛乳や豆乳(水でも可)40g
  • 卵 Mサイズ1個

<デコレーション材料>

  • 水切りヨーグルトや豆乳ヨーグルト(液体は置いといて固形の部分のみ使用)
  • 砂糖などの甘味料
  • フルーツ

<作り方>

  1. レンジ可能の耐熱ボウルや容器に牛乳と卵を混ぜる
  2. 他の材料を混ぜる
  3. ふんわりラップをして600Wで2分半〜3分
  4. まだどろっとしている様子であれば追加で10秒ずつ様子を見ながら加熱する
  5. お皿にひっくり返して冷ます
  6. 生地がしっかりさめたら、ヨーグルトに甘味料を混ぜてクリーム状にする。
  7. 水分が多いようであれば少量のおからパウダーを入れるとかたくなります
  8. スポンジにクリームをぬり、フルーツを飾る
  9. お好みでお菓子を飾るとかわいいですよ

2歳以降(米粉チョコ蒸しケーキ)

<材料>

  • 米粉 50g
  • 砂糖 15g
  • ココアパウダー 5g
  • ベーキングパウダー 3g
  • 牛乳or豆乳or水 50cc
  • チョコ お好みで

<作り方>

下準備 フライパンや鍋にお湯を沸かしお皿や蒸しプレートを入れる

  1. ボウルに粉類をいれまぜる
  2. 牛乳をいれて混ぜる
  3. 耐熱のシリコンカップなどに生地を流し入れる
  4. お好みでチョコをいれる
  5. 沸騰している鍋にカップを置き10分ほど蒸す(やけどに注意)
  6. お好みでデコレーションする

【補足】チョコは少量にしましょう。なくても美味しいですよ。

おから蒸しケーキと同じようにデコレーションを楽しんでくださいね。

まとめ

ケーキは何歳から食べていいのか、子どもに安心して食べさせる方法や手作りレシピを紹介しました。この記事では、以下の内容をお伝えしました。

  • 市販のケーキは3歳ころから食べられるが、添加物やアレルギーに注意する
  • ホットケーキミックスは1歳以降で少量にする
  • プリンは離乳食後期から作れる
  • 離乳食後期から楽しめる手作りケーキのレシピ4種

これらの情報を参考にして、子どもと一緒に美味しいケーキを作ってみてください。ダイエット中のママにも嬉しい低糖質なケーキもありますよ。

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