赤ちゃんを育てている方や、出産準備をされている方は1度はバウンサーを使うかどうか迷う方が多いのではないでしょうか。
しかし、バウンサーの揺らしすぎが赤ちゃんにとって危険なのではないかと、心配されている方も多いかもしれませんね。
この記事では、バウンサーの揺らしすぎが危険なのかどうかを解説しています。さらにそれだけではなく、バウンサーのメリットデメリットを紹介していますよ。
この記事を読むことにより、バウンサーのメリットと安全な使い方を知り赤ちゃんにとっても親にとっても子育てしやすい環境を作り出せるかもしれません。
バウンサーを準備するか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
バウンサーで揺らしすぎないコツ!赤ちゃんが喜ぶバウンサーの揺らし方と使い方
バウンサーの揺らしすぎは赤ちゃんに悪い影響がある可能性があります。
バウンサーは赤ちゃんの心地よさや安心感を与えるベビー用品ですが、長時間や激しく使用すると赤ちゃんの血流や骨の成長に影響を及ぼしたり、寝返りが遅くなったりすることがあります。
バウンサーの正しい揺らし方について説明するので、参考にしてくださいね。
安全ベルトを必ずする
バウンサーには、安全ベルトが付いていると思います。しかし、「毎回つけるのはめんどくさいな」「まだ寝返りしないしいいか」と思ってつけないと、最悪のケースも考えられますよね。
寝返りをする前、首が座っていなくても、意外と赤ちゃんは動いているんです。
なので、落下防止のためにも必ず安全ベルトをしてくださいね。
赤ちゃんの全身がバウンサーに乗っていることを確認する
少しでも足など体の一部がはみ出していると、バウンサーの揺れで落ちてしまう可能性があります。
また、最初はちゃんと乗っていたのに、ズレては見え出てしまうこともあるので、目の届く場所で使いましょうね。
揺らしすぎない
手動のバウンサーは、親の力加減で揺れが変わってしまうので、さらに注意が必要です。
2秒間で5~6回揺れると、赤ちゃんの頭に危険なので、早く揺らしすぎないということには注意をしてください。
さらに、スピード以外にも強く揺らしすぎると、「ガンっ」と反発がおこってしまい赤ちゃんの体に負担がかかったり、身体がバウンサーからはみ出てしまうきっかけになってしまうかもしれないので、注意をしてくださいね。
長時間バウンサーを使用しない
短時間の昼寝などは問題ないですが、赤ちゃんが同じ体制で寝かしていると、腰などに負担がかかってしまう可能性があります。
また、月齢が進んでいくと寝返りの練習もしだしますが、ずっとバウンサーの上にいると寝返りの練習もできなくなってしまいます。
バウンサーを連続して使用するのは2時間以内にし、床でコロコロさせてあげる時間もとれるといいですね。
今説明した通り、バウンサーの使い方を守って、①安全ベルトをして②赤ちゃんがしっかり乗っていることを確認し③強く揺らしすぎず④長時間使用しない、ということを気を付けていれば安心です!
私も2人目育児の時は、バウンサーにとても助けられました。
安全な使い方で、赤ちゃんにもママにも過ごしやすい環境を作ってくださいね♪
バウンサーの揺れは新生児の脳に影響する?揺さぶられっ子症候群の原因と予防法
バウンサーを揺らしすぎると、新生児の脳に影響し揺さぶられっこ症候群になってしまうのではないかと1度は心配になっていましますよね。
しかし、バウンサーの揺れでは、揺さぶられっこ症候群になる心配はないので、安心してください!
そもそも、揺さぶられっ子症候群とは何なのか、原因も含めて紹介しますね。
揺さぶられっ子症候群の原因とは?
揺さぶられっ子症候群とは、2歳以下とくに首すわり前の赤ちゃんにとくに注意が必要です。
赤ちゃんの頭が前後に揺れることにより、脳内出血が起こってしまう場合があります。次に揺らし方に注意が必要なんです。
- 1秒間に3~4回以上連続して揺らす
- 頭が前後に、顎が胸につくくらい強くガクンと揺れる
- 高い高いの遊びで空中に赤ちゃんを投げる
- サイズが合っていないベビーカーで、舗装されていない凸凹道を長時移動する
このような場合、頭に連続した強い揺れが加わってしまう場合があるので、絶対しないようにしてくださいね。
とくに、1歳くらいの子を高い高いをして投げている方を見たことがあるかもしれないですが、危険なのでやめておきましょう。
バウンサーで新生児を揺らすメリットと揺らす方法
これまで、バウンサーの注意点や使い方を説明してきましたが、やはりメリットも多いのでどんなメリットがあるのか気になりますよね!
正しく揺らす方法が分かれば、新生児にとっても親にとってもメリットはあるのでおすすめですよ。
バウンサーのメリット
赤ちゃんが1人でも機嫌よく遊んでくれる
赤ちゃんが少しでも1人で遊んでくれると、その間に家事ができたり休憩をしたりすることが出いますよね。これは本当にバウンサーのメリットですね!
コンパクトに収納できるので、ハイローチェアより場所を取らない
ハイローチェアも人気がありますが、少し大きいので場所をつかってしまうのがネックですが、バウンサーは折りたためるものがあるので、収納もしやすく便利ですね。
メッシュ素材の物は通気性がいい
ハイローチェアなどはメッシュ素材のものがないですが、バウンサーはメッシュ素材のものがあるのも特徴です。赤ちゃんが体温が高く、背中に熱がこもってしまうので、通気性が良い方が赤ちゃんの機嫌良いですよね。
このように、メリットもたくさんあるバウンサーなので、少しでも親の負担を減らすためにも取り入れてみてはいかがですか?
バウンサーで揺さぶられっ子症候群にならないために小刻みに揺らすのはいい?
バウンサーで揺さぶられっ子症候群にならないようにするのには、小刻みに揺らすだけでいいでしょうか?
答えは、小刻みに揺らすだけでは不十分です。揺さぶられっ子症候群を防ぐには、バウンサーの使用時間や方法にも注意する必要があります。
揺さぶられっ子症候群とは、赤ちゃんの頭を強く前後に揺さぶることで、脳内出血や障害を引き起こす恐ろしい病気です。バウンサーは赤ちゃんを優しく揺らしてあやすための便利な道具ですが、使い方を間違えると危険なこともあります。
バウンサーで揺さぶられっ子症候群になる可能性は低いと言われていますが、それでも以下の点に気をつけてください。
- バウンサーの使用時間は1~2時間以内にしましょう。長時間使うと血流が悪くなったり、寝返りが遅くなったりすることがあります
- バウンサーの説明書をよく読んで、適切な月齢や体重の範囲内で使いましょう。また、安全ベルトをしっかりと締めて赤ちゃんが落ちないようにしましょう
- バウンサーを使っている間は、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。特に上の子がいる場合は、力加減がわからずに激しく揺らしてしまうことがあるので注意が必要です
バウンサーを小刻みに揺らすだけではなく、これらのことにも気を付けて、赤ちゃんの安全と健康を守りましょう。
新生児におすすめのバウンサーの選び方
新生児から、バウンサーを使えると泣き止まない時や、親の手が離せない時など役に立ちそうですよね。
しかし、どのように選べばいいのか分からない方もいるかもしれないので、選び方も説明しますね。
<選ぶポイント>
使用できる月齢を確認する
中には、新生児から使えない物もあるので、いつから使いたいかで商品を検索するといいですよ。
重視する機能はあるのか
「軽量タイプがいい」「電動がいい」「音楽がながれるものがいい」など、重視する機能があると思うので、しっかりどんな機能が欲しいのか考えておきましょう。
意外と、良いと思っていたバウンサーに欲しい機能がついていないということもありますよ。
リクライニングの有無と調節のしやすさ
これは、先ほど説明したっ機能にもつながりますが、リクライニングやバウンサーの角度も一度確認してから購入すると安心ですね。また、リクライニングがついているけど調節しにくいものは使いにくいので、調節の仕方も確認したいポイントですよ。
お手入れのしやすさ
赤ちゃんは、よく物を汚します・・・。ミルクを吐いたり、おむつから漏れてしまり・・・。
私の経験では、バウンサーの上だと普段よりおむつから漏れる頻度が高かったです。
なので、汚れた時にお手入れしやすいかも確認しておきましょう。
新生児におすすめバウンサー3選
フィッシャープライス/インファント・トドラーロッカー
新生児から使用でき、大きくなるとロッキングチェアとして使えるので18kgのお子さんまで長く使えますよ。
さらに、おもちゃがついており赤ちゃんが遊ぶことができ、さらにシートは簡単に洗えてリクライニングや、折り畳み機能まですごく充実したバウンサーになっていますよ!
フォーマムズ/ママルー
こちらは、少し値段が高いですが、電動のバウンサーになっています。新生児から11.3kgまで使えますが、動き出したら使えないと思います。
この商品のおすすめポイントは、5つの動き方があるということです。だいたい、バウンサーは前後か上下のみが多いのですが、赤ちゃんによって好みの揺れが違うという意見もSNSでよく見るので、
この商品であれば、どんな赤ちゃんにも対応できそうですよね!また、音がなったり、スマホで遠隔操作もできるハイテクな面も持っていますよ。
カトージベビーバウンサー/ニューヨークベビー
こちらも新生児から使用でき角度を変えれば、椅子として離乳食時にも使うことができます。
また、取り外し可能なおっもちゃもついているので赤ちゃんの一人遊びをさせやすくできますよ。
また、洗濯もでき清潔に保てます。
何より、手ごろな値段で、持ち運びもしやすい4kgしか重量がないことも魅力的ですよね。
いかがでしたが?今回は3つだけ紹介をしましたが、この3つだけでも機能が違うので、どんな機能があったらいいのかも考えながらバウンサーを選んでくださいね。
まとめ
この記事では、バウンサーの揺らしすぎが赤ちゃんに危険なのかどうか、バウンサーのメリットと注意点、新生児におすすめのバウンサーの選び方について紹介しました。まとめると、以下のようなポイントがあります。
- バウンサーの揺らしすぎは、脳に影響する揺さぶられっ子症候群とは異なり、赤ちゃんに危険ではない
- バウンサーは、赤ちゃんが1人で遊んだり寝たりできる便利なアイテムである
- バウンサーを使うときは、安全ベルトをつける、赤ちゃんがしっかり乗っていることを確認する、強く揺らしすぎない、長時間使用しないということに注意する
- 新生児におすすめのバウンサーは、使用できる月齢や機能やお手入れのしやすさなどを考慮して選ぶ
バウンサーを使って、赤ちゃんにも親にも快適な子育てをしてくださいね。