大人も子どもも大好きなチーズですが、子供用チーズとして定番のアンパンマンチーズはいつごろから食べていいのでしょうか。
パッケージやHPに詳しい記載がないため、戸惑う方も多いのではないでしょうか。
アンパンマンチーズはプロセスチーズに分類されるため、離乳食後期(9~11ヶ月)から食べても問題はありませんが、歯がなくかみ切ることができない赤ちゃんには硬く、丸飲みしてしまいのどに詰まらせてしまう恐れがあるため、無理に与えるのはやめましょう。
食べられそうでも、塩分や脂質を多く含むため、最初は風味つけ程度の少量にしましょう。
赤ちゃんはいつからチーズを食べられる?
大人も子どもも大好きなチーズは栄養満点で、離乳食にも取り入れていきたい食材です。
チーズは種類ごとに食べられる時期が異なります。
まずカッテージチーズ、モッツァレラチーズなどのナチュラルチーズと、ナチュラルチーズを加熱処理して作られたプロセスチーズの2つに分けられます。
プロセスチーズは赤ちゃんが食べられる硬さであれば離乳食後期(9~11ヶ月)から少量ずつ与えることができます。
次にナチュラルチーズですが、同じナチュラルチーズでもカッテージチーズとクリームチーズでは全く成分が異なり、与えていい時期も異なります。
脱脂乳から作られたカッテージチーズは脂肪分や塩分が少ないため離乳食中期(7~8ヶ月)から与えることができます。
生乳を発酵させて作られたクリームチーズやモッツァレラチーズは、脂肪分や塩分が多いため離乳食後期(9~11ヶ月)頃から少量ずつ食べることができます。
胃腸に負担がかかるためあまり多く摂るのはやめましょう。
アンパンマンチーズはいつから食べられる?
おれはアンパンマンチーズを食べて強くなるんや…✨ pic.twitter.com/rdmfSMuhpQ
— ねこみん (@nukotun) April 23, 2023
アンパンマンチーズは子ども用チーズとして有名は商品ですが、パッケージやHPに対象年齢の記載がありません。チーズは種類によって赤ちゃんに与えていい時期が異なります。
アンパンマンチーズはプロセスチーズに分類されるため、離乳食後期(9~11ヶ月)から食べても問題はありませんが、脂質や塩分が多いため少量にしましょう。
また、離乳食後期(9~11ヶ月)に与える食べ物の硬さの目安が、指でつぶせるバナナや肉団子くらいとされていますが、アンパンマンチーズは歯がない赤ちゃんや噛みちぎることができない赤ちゃんには硬くてつぶすことができません。
後期に入ったからといって無理に与えるのはやめましょう。完全につぶせるようになる1歳ごろから徐々に与えてみましょう。小さいボール型のため、のどに詰まらせる危険がありますので、大人が目を離さないようにしましょう。
赤ちゃんにおすすめの市販チーズ
6Pチーズ塩分25%カット 雪印メグミルク
普通の6Pチーズの塩分が1個当たり0.55グラムに対し、こちらは0.28グラムと大きくカットされています。
おいしさは変わらないため、大人も子どももこれで十分!と感じられると思います。
ただし歯がない赤ちゃんや噛み千切ることができない赤ちゃんには少し硬いかもしれないため、小さく切るなどしてあげてくださいね。
1歳からのチーズ 雪印メグミルク
塩分が大幅にカットされた赤ちゃん用に作られたチーズで、歯がない子でも噛み千切れるくらいの柔らかさが特徴です。
少しぬめっとした感触で滑りやすいですが、手づかみ食べの練習には最適です。トマト味もあるため味変したい方はチェックしてみてください。
チーズキッスもっとカルシウム それいけアンパンマン 明治
アンパンマンというだけで赤ちゃん大喜び!の一品です。何かのご褒美なんてときにも使える可愛いキャンディーにような見た目です。
ただし歯がない赤ちゃんや噛み千切ることができない赤ちゃんには食べるのが難しいのと、丸のみしやすい形状のため、与えるときは小さく切るか、必ず大人が見守るようにしてくださいね。
Qちゃんスティックチーズ QBB
個包装になっているスティック状で与えやすく食べやすいチーズです。地域によっては学校給食で出るよう定番チーズです。
1本あたりの食塩が0.29グラムと少なめなのもGOODですよね。こちらも歯がない赤ちゃんには小さくきるなどしてあげてください。
チーズを使った離乳食レシピ
ピザトースト(離乳食後期以降)
食パンに小さく切った玉ねぎ、コーン、チーズをのせてトースターで焼いて完成。
食パンに飽きて食べなくなってくる頃にこちらをだすと食欲再開間違いなしです!
のりまきチーズ(離乳食後期以降)
スティックチーズに海苔を巻いて完成です。
チーズだけだと色味がなくて食べてくれない子も多いですが、海苔のパリパリがあるだけでなぜか食べてくれるかもしれません。
海苔は噛み千切りやすいように穴をあけておくといいです。
余裕があれがトースターで焼いてみると、また一味違ったトロトロチーズになります。熱いので冷めてからあげるようにしましょう。
チーズ蒸しパン(離乳食後期)
卵、牛乳、小麦粉(米粉)、ベーキングパウダー、小さく切ったチーズをよく混ぜます。耐熱容器に移して水を入れたフライパンで蒸して完成です。
甘じょっぱい味がくせになること間違いなしです。
まとめ:アンパンマンチーズで赤ちゃんにタンパク質を!塩分少なめでオススメ
チーズは栄養たっぷりで手軽にタンパク質が補える食材ですが、その分脂質や塩分が多く含まれているためあげすぎには注意しましょう。
いろいろなチーズの種類を使って、毎日の食事に加えてみてはいかがでしょうか。楽しい離乳食ライフをおくりましょう!
チーズの離乳食Q&A3選
Q1. アンパンマンチーズはいつから食べられるの?
A1. アンパンマンチーズはプロセスチーズに分類されるため、離乳食後期(9~11ヶ月)から食べても問題はありませんが、歯がなくかみ切ることができない赤ちゃんには硬く、丸飲みしてしまいのどに詰まらせてしまう恐れがあるため、無理に与えるのはやめましょう。食べられそうでも、塩分や脂質を多く含むため、最初は風味つけ程度の少量にしましょう。
Q2. チーズはどんな栄養があるの?
A2. チーズはタンパク質やカルシウムを豊富に含む食材です。タンパク質は筋肉や骨、皮膚などの体の組織を作る重要な栄養素で、カルシウムは骨や歯の形成に必要なミネラルです。また、チーズにはビタミンB群やビタミンAも含まれており、エネルギー代謝や視力の維持にも役立ちます。
Q3. チーズを使った離乳食レシピを教えてください。
A3. チーズを使った離乳食レシピとしては、ピザトースト、のりまきチーズ、チーズ蒸しパンなどがあります。ピザトーストは食パンに小さく切った玉ねぎ、コーン、チーズをのせてトースターで焼いて完成です。のりまきチーズはスティックチーズに海苔を巻いて完成です。チーズ蒸しパンは卵、牛乳、小麦粉(米粉)、ベーキングパウダー、小さく切ったチーズをよく混ぜて耐熱容器に移して水を入れたフライパンで蒸して完成です。これらのレシピは離乳食後期以降に適しています。