2歳児でジャンプができなくても心配になることはありません。
子どもの発達というのはその子それぞれですので、2歳になったからといって必ずジャンプができないといけないわけではありません。
それでもやっぱり大切なわが子の成長が気になる……という方に向けて発達についてや、おすすめの遊びについてご紹介いたします。
2歳児のジャンプ力を伸ばすには?できない原因と対策
うちの子はジャンプができない、と悩んでいるお母さん、お父さん。ジャンプができない原因をご存じですか?
大人にとっては簡単に思えるジャンプも、そのための身体の使い方、経験がないと難しいのです。飛び上がるための力、着陸に耐えられる骨格と筋肉の発達、倒れないためのバランスが必要になります。
まずはジャンプをするための身体の動きがきちんとできているか見ましょう。
対策としては、ジャンプをする機会を増やすということです。
ジャンプができなくてもかまいません。
大人が遊びの中でジャンプをする姿を見せるだけでもよいでしょう。こういう動きがある、というのを見せるだけでも子どもにとっては刺激になります。
ジャンプできないことに悩む2歳半のママへ。発達について知っておきたいこと
子どもの発達とは、子どもが自分でいろいろなことをしてみたり、周りの人や物とかかわったりすることで、心や気持ち、やる気や考え方を変えたり、新しいことができるようになったりすることです。
体の大きさや強さ、感情や気分、考える力や話す力、友だちと仲良くする力など、いろんなことが一緒になって、だんだんと成長していくのです。
周りの子ができていると、心配になるかもしれません。しかし、子どもの成長には個人差があります。その子の発達段階に合わせた生活や活動をすることが大事です。
ジャンプだけではなく何かができないと不安になる気持ちが出てくると思いますが、あまり気にしすぎないでくださいね。
どうしても気になる、という方は専門的な機関に相談してみるのもよいでしょう。
ジャンプ力を高める練習方法とは?2歳児におすすめの遊びやグッズを紹介
練習というと2歳児の子どもにできるだろうかと思われるかもしれません。安心してください。遊びを通してジャンプ力を高めていきましょう。その方法をご紹介いたします。
リズム遊び・体操
体操やダンスなどの中にジャンプの動きが入っているものがあります。YOUTUBEでも気軽に見ることができるのでおすすめです。
ジャンプだけではなく、様々な体の動きが経験できるのもよいですね。
「どうぶつ体操」「からだ☆ダンダン」など一緒に踊ると楽しいです。
模倣(もほう)遊び・マネ遊び
2歳になるとおままごとなど身近な人や動物の真似をして遊ぶ模倣遊びが盛んになります。
そこで「うさぎ」や「かえる」などの動物になりきる遊びをすると、ジャンプの動きを取り入れることができます。
お母さんやお父さんが一緒に動物になりきって遊ぶと、子どもも大興奮間違いなしです。
小さな段差からジャンプ
公園などにある階段や縁石からジャンプします。
はじめは大人が正面に立ち、手をつないでジャンプができるようにしてみましょう。周囲に危険がないか確認して行うようにしてください。
トランポリン
ジャンプに慣れてきたらトランポリンを使うのもよいでしょう。使う際はジュニア用のもので、周囲の環境に配慮して使うようにしてください。
2歳児とジャンプしながら遊ぶコツと注意点
ジャンプだけに限りませんが、遊ぶ時はお母さんお父さんも一緒になって楽しむことが大切です。
子どもは大人の動きをよく見て真似しようとします。初めてやる時はまずは大人がやって見せてあげてくださいね。
また、子どもが怖がる場合は無理強いせず、できるところから楽しんでいきましょう。
ジャンプができるようになると、子どもも嬉しくなり何回も挑戦しようとします。興奮して集中力が欠けてしまい、怪我につながる恐れがあります。
必ず、注意を払って見ておくようにしましょう。また、ジャンプを取り入れた遊びをする場合は周囲に危険なものがないか確認してください。
室内ではマットやフローリング、カーペットの上でジャンプをするかもしれませんが、滑らないように滑り止めを下に敷くなどの配慮が必要です。
運動遊びが大好きな2歳のママへ。室内でできる簡単なレクリエーション
運動遊びが大好きな子どもたち。毎日天気が良くて公園に行けたらいいけれど、そうはいきませんよね。ただ子どもにとって天気は関係なし!
身体を動かしたい時は、家でも外でも身体を動かして遊びます。
家でできる運動遊びなんてあるの?というお母さんへ向けて、家でも簡単にできる遊びをお伝えします。
新聞紙遊び
新聞紙を使っていくつかの遊びに発展させることができます。
まずは、新聞紙を破って遊びましょう。指先を使うので集中して取り組むことができます。まだ1人で破くのが難しい場合は、大人が少し破いて破きやすいようにしてあげてください。
ごっこ遊びが好きな子は破くだけではなく、新聞紙で洋服や剣などを作ってあげると喜びます。
新聞紙が細かくなったら、集めて「3、2、1!」
の掛け声で上に放ちましょう。上から舞う新聞紙に子どもも大喜びです。
注意点としては、ちぎった新聞紙で足元が滑りやすくなります。子どもが興奮して走ったりジャンプしたりする時は怪我に繋がらないよう気をつけてください。
ちぎった新聞紙を袋に入れて簡単なボールにすることもできます。家にボールがないという方も、以下のボール遊びで代用できます。
ボール遊び
室内では大きなボールよりも小さなボールの方が遊びやすいです。
ビニールプールにボールを入れてボールプールにして感触を楽しむのもいいでしょう。
運動遊びとしておすすめなのは、カゴや箱に向かってボールを投げる玉入れです。
慣れてきたら、大人が言った色のボールをカゴに入れるという遊びに発展させても楽しめますよ。
まとめ:2歳でジャンプができなくても心配なし!楽しくジャンプできるようになります!
子どもの発達はそれぞれです。2歳になったからといってジャンプができなくても心配しすぎることはありません。
ジャンプができるようになるには、身体の使い方や経験が必要です。今わが子の発達はどの程度なのか見極めるのも大切でしょう。
どうしても心配な方は専門的な機関に相談してみてください。
ジャンプは遊びで簡単に取り入れられます。ぜひ参考にしてみてください。