1歳ぐらいになってくると、徐々に離乳食から大人のご飯に近づいてきますね。野菜もたくさん食べられるご飯を作ってあげたい!そんな時にはシチューがおすすめです。
でも
- 「シチューって1歳ぐらいの子どもでも食べられるのかな?」
- 「どうしたら子どもが食べやすいのかな?」
と頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
私も子どもにシチューを作ってあげたいと思って、何回も食べ残しされました。でも試行錯誤の末、今では子どもがバクバク食べてくれるシチューを作ることが出来ました。
この記事では、1歳の子が食べやすいシチューを作るコツをご紹介します。
この記事を読んでいただければ、あなたは次のことがわかります。
- 1歳の子にも食べやすい!市販のルーで作るシチューのレシピ
- 1歳の子に市販のシチューを食べさせるときの注意点とコツ
- 1歳の子が喜ぶ市販のシチューのアレンジレシピ
この記事を読まなかったら、せっかく作ったシチューを全然食べてくれない…ご飯を食べない子になってしまう・・・そんなことになってしまいます。
この記事を読んでもらえれば、子どもがやみつきなシチューが作れて、野菜たっぷりで栄養満点なご飯を食べさせてあげることができるでしょう。
では、早速見ていきましょう。1歳の子にも食べやすい!市販のルーで作るシチューのレシピです。
1歳の子にも食べやすい!市販のルーで作るシチューのレシピ
お肉や野菜を入れながら、1歳の子にも食べやすいシチューのレシピをご紹介します。
野菜にしっかり火が通って柔らかくなるまで炒めるのは、時間もかかってなかなか大変ですよね。そんなときには炊飯器を使って、シチューのベースとなる野菜スープを作ってしまいましょう。具材を入れて炊飯ボタンを押して、あとは待つだけの簡単レシピです。
【材料】
・キャベツ・・・1/4~1/2個
・玉ねぎ・・・1個
・にんじん・・・1個
・水・・・800mlぐらい
【手順】
①:野菜を切ります。キャベツは子どもの一口サイズに。玉ねぎは100円ショップなどで購入できる簡単にみじん切りができる機械を使ってみじん切りにしています。子どもがにんじん好きであれば一口サイズに、にんじん嫌いであれば玉ねぎと一緒にみじん切りするのもおすすめです。
②:①で準備した野菜を炊飯器に入れます。
③:水800mlを炊飯器に入れ、白米を炊くのと同じように炊飯をします。水800mlは目安量ですので、だいたい野菜が浸るくらいの水を入れています。
④:炊飯が終われば野菜スープの完成です。
これでベースとなる野菜スープは完成しました。では、この野菜スープを使ってシチューを作っていきましょう。
【材料】
・エスビー シチューの王子様 顆粒タイプ・・・1袋
・鶏ひき肉・・・10g
・野菜スープ・・・300ml
【手順】
①:小さめの鍋にお湯をわかし、沸騰したら鶏ひき肉をいれます。
②:肉の色が変わり、しっかりと火が通ったことを確認したら火を止めお湯を切ります。
③:フライパンを用意し、②の鶏ひき肉と野菜スープ300mlを入れ弱火から中火で温めます。
④:③がプツプツして火が通ってきたことが確認出来たら、いったん火を止め「シチューの王子様 顆粒タイプ」1袋を入れてよく溶かします。
⑤:再び火をつけて、とろみがつくまで弱火で煮込み完成です。
【ポイント】
・炊飯器を使って野菜スープを作ることで、しっかり火が通って子どもが食べやすい柔らかさになっています。よく噛んで食べてくれました。
・鶏ひき肉は茹でておくことで、お肉の余分な脂を落とすことができます。脂が多いと途中で嫌がって食べなくなることも多いですが、この下処理をするようにしてから完食してくれるようになりました。
【補足】
・野菜スープは一度にたくさん作れてしまうので、これをベースにシチューに限らずカレーやハヤシライスなど、ほかの料理を作るときに活用することができます。
・子どもに食べさせてあげるときには、茹でたホウレンソウやブロッコリー、コーンなどを細かく刻んで入れてあげると、さらに野菜たっぷりシチューにすることができます。
1歳の子に市販のシチューを食べさせるときの注意点とコツ
ここまで市販のルーを使ったシチューの作り方をご紹介してきましたが、ここではシチューを食べさせるときの注意点とコツをご紹介します。
1歳の子にシチューを食べさせるときの注意点
・乳製品などのアレルギーに注意しましょう。
市販のシチュールーには乳製品を使っていることがほとんどなので、ルーの裏面をよく読んでアレルギーに該当するものがないか確認しましょう。
・意外と塩分は高め。
シチューは思っている以上に塩分が高めです。一緒に食べるものの塩分を控えめにしたり、食事前後にしっかりと水分をあげましょう。
1歳の子にシチューを食べさせるときのコツ
・具材は食べやすくて子どもが好みのサイズに。
いくら柔らかく煮込んだとしても、具材が大きいと喉に詰まらせてしまう心配があります。必ず食べやすい大きさにカットしてあげましょう。細かく切るのが大変な場合は、みじん切りにしてしまうのも手です。ただし、子どもが好きな野菜はあえてみじん切りにはせず、サイズを残してあげるのも、好んで食べてくれるポイントかと思います。
・熱すぎず、冷ましすぎず
火傷しないように保冷材やハンディ扇風機などを使って人肌くらいに冷ましてあげましょう。かと言って冷ましすぎると美味しくなくなってしまうので、熱すぎず冷ましすぎずに気を付けましょう。
私が子どもに食べてもらう時に気づいたことです。参考にしてくださいね。
1歳の子が喜ぶ市販のシチューのアレンジレシピ
ここではシチューのアレンジレシピを3つ紹介します。子どもも毎回同じメニューでは飽きてしまうので、食感や味に変化をつけています。参考にしてみてくださいね。
・カルボナーラ風スパゲティ
・クリームスープ
パングラタン
【材料】
・シチュー・・・50g
・ほうれん草(お好みの野菜)・・・10~15g
・食パン6枚切りまたは8枚切り・・・1枚
・ピザ用チーズ・・・適量
・オリーブオイル・・・適量
【手順】
①:食パンを16等分にカットします。子どもがパンの耳を嫌がるようであれば先にパンの耳を切ってから16等分をします。
②:シチューとほうれん草(お好みの野菜)を温めます。
③:グラタン皿にオリーブオイルを薄く塗ります。
④:①でカットした食パンをなるべく重ならないようにグラタン皿に並べます。
⑤:①で準備したソースをまんべんなくパンにかけ、ピザ用チーズをのせます。
⑥:トースターで3~4分温めます。(800Wぐらいの弱火でじっくり)
⑦:アツアツなので保冷材や扇風機で少し冷ましてパングラタンの完成です。
【ポイント】
パングラタンを作るときはトースターでじっくり温めるのがポイントです。焦げ目がついてしまうと固くなって、子どもが食べにくくなってしまうので、焦げそうで焦げないくらいのタイミングでトースターは止めましょう。
また、シチューとチーズに塩分が含まれるので、追加で味付けする必要ないです。
パン大好きな我が家の子どもは、パンが食べやすいサイズにカットしてあるので、自分でフォークを使ってたくさん食べてくれました。
カルボナーラ風スパゲティ
【材料】
・シチュー・・・50g
・子ども用ウインナー・・・1本
・じゃがいもフレーク・・・小さじ1~2
・牛乳・・・大さじ1
・和光堂 ベビーのパスタ 4種の緑黄色野菜・・・大さじ3
【手順】
①:「和光堂 ベビーのパスタ」を規定時間のとおり電子レンジで温めます。温めが終わったら湯切りしておきましょう。
②:子ども用ウインナーを5mmくらいの厚さに切ります。
③:シチューと②でカットしたウインナーを温めます。
④:牛乳を加えて電子レンジで温めます。(500Wで30秒)
⑤:④にじゃがいもパウダーを混ぜて少しドロッとさせ、さらに20秒ほど電子レンジで温めます。
⑥:パスタとソースをよく混ぜれば完成です。
【ポイント】
牛乳を入れることでまろやかさとクリーミーさを出すことが出来ます。ここでポイントになるのがじゃがいもフレークです。牛乳を入れると水分が多くなりスープパスタのようになってしまい食べにくくなってしまうのですが、じゃがいもフレークを入れてとろみを出すことで、パスタとソースがよく絡みます。程よくとろみがあるほうが子どもは食べやすいようです。
クリームスープ
【材料】
・シチュー・・・50g
・冷凍ブロッコリー・・・1房
・豆乳・・・大さじ2
・和光堂 手作り応援 コンソメ・・・小さじ1
【手順】
①:シチューとブロッコリーを耐熱のお椀に入れ電子レンジで温めます。(500Wで2分)
②:ブロッコリーは調理ハサミで細かくカットします。
③:コンソメ小さじ1と豆乳大さじ2を入れてよく混ぜ、30秒電子レンジで温めます
④:完成です。(あっという間!)
【ポイント】
このクリームスープは手間も少なくあっという間に作れるというのが最大の魅力ですが、ブロッコリーで野菜の栄養がとれて、豆乳で大豆の栄養がとれてと栄養満点なところも魅力です。コンソメを加えることで、シチューと味の違いを出すことができて、子どもも飽きずに食べてくれますよ。
シチューのアレンジレシピを調べてみるといろんなレシピがでてきます。今回紹介した3つは特に人気だったメニューですが、お子さんの好みに合わせて色んなアレンジをするのも楽しいですね。
まとめ
野菜たっぷりで栄養満点なシチューを簡単に作れる方法を紹介しました。
- 1歳の子にも食べやすい!市販のルーで作るシチューのレシピ
- 1歳の子に市販のシチューを食べさせるときの注意点とコツ
- 1歳の子が喜ぶ市販のシチューのアレンジレシピ
これらのレシピやコツを使えば、子どもがやみつきなシチューが作れて、野菜たっぷりで栄養満点なご飯を食べさせてあげることができます。
親子で楽しく食事がしたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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